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  1. 桑名市議会 2021-09-13
    令和3年決算特別委員会総務安全分科会 本文 開催日:2021-09-13


    取得元: 桑名市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-09
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 2021-09-13: 令和3年決算特別委員会総務安全分科会 本文 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 208 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  分科会長(市野善隆) 選択 2 :  分科会長(市野善隆) 選択 3 :  分科会長(市野善隆) 選択 4 :  分科会長(市野善隆) 選択 5 :  総務部長(松岡孝幸) 選択 6 :  財政課長(栗田義久) 選択 7 :  会計管理者兼会計管理室長(早川晴美) 選択 8 :  分科会長(市野善隆) 選択 9 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 10 :  総務部次長兼総務課長(山口勝國) 選択 11 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 12 :  財政課長(栗田義久) 選択 13 :  分科会長(市野善隆) 選択 14 :  分科会委員(満仲正次) 選択 15 :  分科会長(市野善隆) 選択 16 :  会計管理者兼会計管理室長(早川晴美) 選択 17 :  分科会長(市野善隆) 選択 18 :  会計管理者兼会計管理室長(早川晴美) 選択 19 :  分科会長(市野善隆) 選択 20 :  分科会委員(多屋真美) 選択 21 :  分科会長(市野善隆) 選択 22 :  分科会委員(多屋真美) 選択 23 :  分科会長(市野善隆) 選択 24 :  分科会委員(多屋真美) 選択 25 :  分科会長(市野善隆) 選択 26 :  分科会委員(多屋真美) 選択 27 :  分科会長(市野善隆) 選択 28 :  分科会委員(多屋真美) 選択 29 :  分科会長(市野善隆) 選択 30 :  財政課長(栗田義久) 選択 31 :  総務部次長兼総務課長(山口勝國) 選択 32 :  分科会長(市野善隆) 選択 33 :  分科会委員(多屋真美) 選択 34 :  総務部次長兼総務課長(山口勝國) 選択 35 :  分科会長(市野善隆) 選択 36 :  総務部次長兼総務課長(山口勝國) 選択 37 :  分科会長(市野善隆) 選択 38 :  分科会委員(多屋真美) 選択 39 :  財政課長(栗田義久) 選択 40 :  分科会長(市野善隆) 選択 41 :  分科会委員(愛敬重之) 選択 42 :  財政課長(栗田義久) 選択 43 :  分科会長(市野善隆) 選択 44 :  分科会委員(愛敬重之) 選択 45 :  分科会長(市野善隆) 選択 46 :  分科会委員(多屋真美) 選択 47 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 48 :  分科会長(市野善隆) 選択 49 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 50 :  分科会長(市野善隆) 選択 51 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 52 :  分科会長(市野善隆) 選択 53 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 54 :  分科会長(市野善隆) 選択 55 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 56 :  財政課長(栗田義久) 選択 57 :  分科会長(市野善隆) 選択 58 :  債権管理課長(伊藤彰英) 選択 59 :  分科会長(市野善隆) 選択 60 :  分科会委員(多屋真美) 選択 61 :  分科会長(市野善隆) 選択 62 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 63 :  分科会長(市野善隆) 選択 64 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 65 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 66 :  分科会長(市野善隆) 選択 67 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 68 :  総務部長(松岡孝幸) 選択 69 :  グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健) 選択 70 :  分科会長(市野善隆) 選択 71 :  分科会委員(多屋真美) 選択 72 :  分科会長(市野善隆) 選択 73 :  総務部長(松岡孝幸) 選択 74 :  分科会長(市野善隆) 選択 75 :  分科会委員(多屋真美) 選択 76 :  分科会長(市野善隆) 選択 77 :  分科会長(市野善隆) 選択 78 :  総務部次長兼総務課長(山口勝國) 選択 79 :  分科会長(市野善隆) 選択 80 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 81 :  分科会長(市野善隆) 選択 82 :  統括監兼市長公室長(加藤眞毅) 選択 83 :  理事(若林直樹) 選択 84 :  市長公室次長兼政策創造課長(西田喜久) 選択 85 :  分科会長(市野善隆) 選択 86 :  分科会委員(多屋真美) 選択 87 :  分科会長(市野善隆) 選択 88 :  分科会委員(多屋真美) 選択 89 :  分科会長(市野善隆) 選択 90 :  政策創造課女性活躍・多文化共生推進室長(石田由佳) 選択 91 :  分科会長(市野善隆) 選択 92 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 93 :  分科会長(市野善隆) 選択 94 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 95 :  分科会長(市野善隆) 選択 96 :  政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏) 選択 97 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 98 :  政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏) 選択 99 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 100 :  政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏) 選択 101 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 102 :  分科会長(市野善隆) 選択 103 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 104 :  分科会長(市野善隆) 選択 105 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 106 :  人事課長(位田壮平) 選択 107 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 108 :  ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 109 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 110 :  ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春) 選択 111 :  分科会長(市野善隆) 選択 112 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 113 :  分科会長(市野善隆) 選択 114 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 115 :  分科会長(市野善隆) 選択 116 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 117 :  分科会長(市野善隆) 選択 118 :  分科会委員(多屋真美) 選択 119 :  人事課長(位田壮平) 選択 120 :  分科会長(市野善隆) 選択 121 :  分科会委員(多屋真美) 選択 122 :  分科会長(市野善隆) 選択 123 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 124 :  防災・危機管理課長(都築 琢) 選択 125 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 126 :  分科会長(市野善隆) 選択 127 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 128 :  分科会長(市野善隆) 選択 129 :  市民環境部長(後藤政志) 選択 130 :  戸籍・住民登録課長(寺村良則) 選択 131 :  分科会長(市野善隆) 選択 132 :  人権政策課長(糸見智博) 選択 133 :  分科会長(市野善隆) 選択 134 :  分科会委員(多屋真美) 選択 135 :  人権政策課長(糸見智博) 選択 136 :  分科会長(市野善隆) 選択 137 :  分科会委員(多屋真美) 選択 138 :  人権政策課長(糸見智博) 選択 139 :  分科会長(市野善隆) 選択 140 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 141 :  分科会長(市野善隆) 選択 142 :  分科会長(市野善隆) 選択 143 :  市民環境部地域コミュニティ局長(中村江里子) 選択 144 :  分科会長(市野善隆) 選択 145 :  市民環境部地域コミュニティ局長(中村江里子) 選択 146 :  地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 147 :  分科会長(市野善隆) 選択 148 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 149 :  パブリックセンター長(中条妙子) 選択 150 :  分科会長(市野善隆) 選択 151 :  分科会委員(多屋真美) 選択 152 :  分科会長(市野善隆) 選択 153 :  分科会委員(多屋真美) 選択 154 :  地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 155 :  分科会長(市野善隆) 選択 156 :  地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 157 :  中央図書館長兼ふるさと多度文学館長兼長島輪中図書館長(平野淳子) 選択 158 :  分科会長(市野善隆) 選択 159 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 160 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 161 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 162 :  分科会長(市野善隆) 選択 163 :  分科会委員(多屋真美) 選択 164 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 165 :  分科会長(市野善隆) 選択 166 :  分科会委員(多屋真美) 選択 167 :  分科会長(市野善隆) 選択 168 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 169 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 170 :  分科会長(市野善隆) 選択 171 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 172 :  分科会長(市野善隆) 選択 173 :  分科会委員(満仲正次) 選択 174 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 175 :  分科会委員(満仲正次) 選択 176 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 177 :  分科会委員(満仲正次) 選択 178 :  分科会長(市野善隆) 選択 179 :  生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志) 選択 180 :  分科会長(市野善隆) 選択 181 :  分科会委員(多屋真美) 選択 182 :  地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 183 :  分科会長(市野善隆) 選択 184 :  分科会委員(多屋真美) 選択 185 :  地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子) 選択 186 :  分科会長(市野善隆) 選択 187 :  消防長(杉山伸司) 選択 188 :  消防本部総務課長(中平道治) 選択 189 :  分科会長(市野善隆) 選択 190 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 191 :  消防本部総務課長(中平道治) 選択 192 :  分科会長(市野善隆) 選択 193 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 194 :  消防本部総務課長(中平道治) 選択 195 :  分科会長(市野善隆) 選択 196 :  分科会委員(水谷真幸) 選択 197 :  分科会委員(満仲正次) 選択 198 :  分科会長(市野善隆) 選択 199 :  分科会委員(満仲正次) 選択 200 :  分科会長(市野善隆) 選択 201 :  分科会委員(満仲正次) 選択 202 :  分科会委員(渡邉清司) 選択 203 :  分科会委員(伊藤研司) 選択 204 :  分科会委員(愛敬重之) 選択 205 :  分科会委員(多屋真美) 選択 206 :  副分科会長(森下幸泰) 選択 207 :  分科会長(市野善隆) 選択 208 :  分科会長(市野善隆) ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                                     午前10時05分 開会  ○開会宣言 分科会長(市野善隆)  出席委員が定足数に達しておりますので、ただいまから決算特別委員会・総務安全分科会を開会いたします。  傍聴希望の申出はございません。    ───────────────────────────────────────  ○分科会記録の署名分科会委員 2: 分科会長(市野善隆)  また、本分科会記録の署名については、申合せにより正・副分科会長が行いますので、御了承願います。    ───────────────────────────────────────  ○審査案件の宣言及び審査順序 3: 分科会長(市野善隆)  それでは、審査に入ります。  本分科会の審査案件は、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、一般会計決算所管部門及び住宅新築資金等貸付事業特別会計決算であります。  なお、審査順序については、最初に総務部等、次に市長直轄組織及び市長公室、続いて市民環境部、地域コミュニティ局、消防本部の順で進めていきますので、よろしくお願いします。  また、各所管部門の審査においては、当局からまず、決算成果報告書の主な事業について御説明いただいた後、引き続き一般会計決算の詳細説明を受け、質疑を行い、特別会計決算がある場合には、その後、当該決算の詳細説明を受け、質疑を行います。  そして、議案第70号について、全ての所管部門における質疑が終了しましたら、各委員より賛成、反対の意見表明を行っていただき、意見集約いたしますが、集約が難しい場合には、挙手により賛否を確認させていただきます。  それでは、お手元に配付の日程(案)のとおり進めていきます。    ───────────────────────────────────────  ○議案第70号
    4: 分科会長(市野善隆)  これより総務部等所管部門の審査を行います。  議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。  本議案中、総務部等所管部門について、当局に説明を求めます。 5: 総務部長(松岡孝幸)  おはようございます。総務部長、松岡でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、総務部の所管部門につきまして、お手元の決算成果報告書、歳入歳出決算書から御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。座りましての説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。  なお、説明には項目が多くの課にまたがっておりますので、1時間超の説明になるかと思いますけれども、よろしくお願いしたいと思います。  それでは、まず、令和2年度決算成果報告書、こちらのほうを用いまして、一般会計を中心に、令和2年度の決算概要及び財政健全化法に基づく令和2年度の健全化判断比率などにつきまして御説明を申し上げます。  初めに、令和2年度の予算の執行に当たりましては、新型コロナウイルス感染症への対応を最優先に、迅速かつ機動的に取り組むとともに、新たにスタートいたしました総合計画後期基本計画の下、まちづくりと財政健全化に一体的に取り組むなど、適正な執行に努めてきたところでございます。  それでは、令和2年度の歳入歳出予算執行の実績の概要につきまして、決算成果報告書の1ページを御覧いただきたいと思います。  表題の1、一般会計のページから順次御説明を申し上げます。  (1)の決算規模と実質収支の状況の表を御覧いただきたいと思います。  令和2年度の一般会計の決算は、表の一番上、歳入総額が726億9,568万5,000円、歳出総額が700億5,616万9,000円となり、前年度に比べ、表の下の増減率でございますが、歳入で35.5%、歳出では36.2%、それぞれ増加をしております。  また、表を順に右側を見ていただきますと、歳入歳出差引額、いわゆる形式収支は26億3,951万6,000円で、前年度より4億1,071万2,000円増加しており、その右隣であります翌年度へ繰り越すべき財源を差し引きました右端の実質収支額は22億569万9,000円で、前年度より4億5,441万7,000円の増となりました。  なお、令和2年度の決算全般の主な特徴といたしましては、表の下にございます、(2)決算概要として記載をいたしております。  大きな特徴といたしましては、歳入では、個人市民税及び固定資産税による市税の増加や、消費税率引上げに伴います地方消費税交付金の増加のほか、新型コロナウイルス感染症対応となる特別定額給付金事業等に伴う国庫支出金の増加、また、歳出では、特別定額給付金や新型コロナウイルス感染症対策事業のほか、桑名駅自由通路整備事業費や新型コロナウイルス感染症緊急対策基金及びふるさと応援基金への積立金の増加などにより、歳入歳出ともに増加となっております。  また、基金につきましても、令和2年度現在高は、財政調整基金は減少したものの、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金などの特定目的基金の増加などにより、前年度末よりも増加となっております。  そこで、令和2年度決算でございますが、企業立地等による堅調な市税収入に加え、これまで積み重ねてきた行財政改革の成果が数値として現れてまいりました。  財政指標の中でも特に重要視されます経常収支比率では、平成16年度の市町合併による新市発足以来、最も改善を示す数値となっております。  しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う税収の減少等により、本市の財政はこれまでにない厳しさになることが見込まれます。そのためにも、企業誘致などによる稼ぐ改革をはじめ、なお一層の行財政改革を進めながら、本市のまちづくりの支えとなる3本の柱に加え、社会的な課題であるデジタルやグリーンにも併せて取り組んでまいりたいと考えております。  次に(3)歳入歳出の主な増減でございます。  歳入の主な増では、特別定額給付金事業補助金が前年度比141億8,871万4,000円、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が12億2,400万9,000円のそれぞれ皆増、また、地方消費税交付金が5億5,847万2,000円の増でございます。  一方で、主な減といたしましては、市税法人税割が前年度比2億4,279万2,000円、普通交付税が3億1,945万9,000円、学校教育施設等整備事業債が6億3,300万円のそれぞれ減となっております。  次に、歳出の主な増では、特別定額給付金が141億4,040万円、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金積立金が11億6,324万7,000円のそれぞれ皆増、また桑名駅自由通路整備事業費が12億1,088万6,000円の増でございます。  一方で、主な減といたしましては、桑名広域清掃事業組合負担金が8億4,619万3,000円、空調設備整備事業費が10億5,990万2,000円のそれぞれ減となったところでございます。  これらのより詳細な分析につきましては、ページをおめくりいただきまして、2ページ、3ページをお開きいただきたいと思います。  まず、2ページの(4)歳入の款別一覧を御覧いただきたいと思います。  令和2年度決算における歳入のうち、自主財源の合計は304億7,845万8,000円、また、依存財源の計は422億1,722万7,000円でございます。前年度と比べますと、一番右端の増減率の欄でございますが、自主財源は率としては4.6%、依存財源は72.3%、それぞれ増となっており、トータルでは35.5%の増となったところでございます。  増減の主なものを申し上げますと、自主財源では、1番の市税は、法人市民税が減の一方、個人市民税や固定資産税の増により、0.5%、1億204万9,000円の増となりました。  13番の分担金及び負担金は、令和元年10月からの幼児教育・保育の無償化により、11.1%、1億8,746万4,000円の減となりました。  また、19番の繰入金は、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金の創設により、財政調整基金繰入金が7億6,037万円余の増になったことなどにより、71.8%、9億2,594万8,000円の増となっております。  なお、市税等の一般財源の歳入状況につきましては、後ほど決算書のほうで改めて御説明を申し上げます。  次に、依存財源では、消費税率の引上げに伴い、7番、地方消費税交付金が22.3%、5億5,847万2,000円の増となっております。  11番の地方交付税では、普通交付税の合併算定替の終了等によりまして、9.5%、4億6,871万8,000円の減となりました。  また、15番の国庫支出金は、特別定額給付金事業補助金や新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の皆増等により、226.9%、166億9,448万9,000円の増となっております。  次に、3ページに参りまして、(5)歳出の款別一覧を御覧ください。  歳出の款別一覧のうち、前年度に比べ増加した主なものを申し上げますと、まず2番の総務費では、特別定額給付金が皆増したことなどにより、283.4%、165億1,954万6,000円の増、8番の土木費では、桑名駅自由通路整備事業費の増などにより、32.5%、17億8,665万円の増となりました。  一方で、減少したものにつきましては、4番、衛生費では、桑名広域清掃事業組合負担金が減少したことなどにより、16.8%、7億8,968万2,000円の減、10番、教育費では、空調設備整備事業費の減などにより、10.3%、5億4,310万5,000円の減となっております。  次に、めくっていただきまして、4ページでございます。(6)歳出の性質別分類を御覧ください。  歳出の性質別分類の特徴点につきましては、款別と重複するものもございますが、前年度に比べての増加分から先に申し上げます。  まず、5番の補助費等では、特別定額給付金の皆増などに伴い、196.0%、136億5,646万6,000円の増、8番、積立金では、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金積立金の皆増や、ふるさと応援基金積立金の増により、118.3%、17億7,846万6,000円の増などとなっております。  一方で、減といたしましては、7番、公債費では、学校教育施設等整備事業債のほか、地方道路等整備事業債や減税補てん債の元利償還額が、それぞれ減となりましたことから、2億4,662万円の減となっております。  以上、令和2年度一般会計の決算の概要について申し上げました。  続きまして、主要な財政指標等の推移について御説明をいたします。  ただいま御覧の、決算成果報告書の8ページを御覧いただきたいと思います。8ページでございます。  項目8番といたしまして、主要な財政指標等の推移についてお示しをしております。  記載をいたしました主要な財政指標といたしましては、まず、8ページに(1)経常収支比率を示しております。  経常収支比率につきましては、令和2年度経常収支比率は90.0%で、前年度比3.0ポイントの改善となっております。表は経常収支比率の経年の資料でございます。各費用は経常収支比率の計算式の分子でもあります経常経費充当一般財源の費目で、表はその割合を表しております。  令和2年度は人件費、繰出金の割合が前年度と比べ増でございます。一方で、扶助費、公債費、物件費、維持補修費、補助費等が減となっております。  経常収支比率の減少した要因といたしましては、主に公債費、補助費等の減少があり、経常的な一般財源等を充当した歳出額を抑えることができたことに加えまして、景気の動向等により、市税などの経常的な一般財源等の歳入額が増加したことによるものでございます。  次に、隣の9ページをお願いいたします。  (2)健全化判断比率・資金不足比率でございますが、平成20年4月から地方公共団体の財政の健全化に関する法律が施行されております。本市におけるそれぞれの比率の対象となる会計は、この図のとおりでございますが、これは地方公共団体の財政状況を、一部事務組合などまでに広げて把握をし、財政の健全化を図ろうとするものでございます。  平成19年度の決算時点からその取組が始まりまして、四つの健全化判断比率と地方公営企業における資金不足比率を算定し、公表しているところであり、各指標のいずれかが基準値を超えた場合は財政健全化等に向けた厳しい改善の取組が求められることとなっております。  続きまして、めくっていただきまして、10ページを御覧いただきたいと思います。  健全化判断比率・資金不足比率、それぞれの推移を表とグラフでお示しさせていただきました。  まず、本市におきます健全化判断比率につきましては、表の一番上が1)実質赤字比率、上から2番目が2)連結実質赤字比率で、いずれも令和2年度決算は、これまで同様、値がマイナスとなりますことから、赤字が生じていないと。つまり算定されていないことになりますので、公表時はハイフンとして表示をされることとなります。  次に、上から3番目の表、3)実質公債費比率では、本比率は3か年平均で出すこととなっておりまして、令和2年度は8.2%で、前年度比0.6ポイントの改善となっております。標準税収入の増加が主な要因でございます。  上から4番目の表、4)将来負担比率では、令和2年度は57.8%で、前年度の数値であります64.7%から、6.9ポイント改善をいたしました。標準税収入と市の貯金であります基金残高の増加が主な要因でございます。  次に、一番下の表であります5)資金不足比率につきましては、令和2年度はこれまで同様、いずれの事業会計におきましても資金不足額が生じておらず、算定をされておりません。  健全化判断比率につきましては、財政状況を反映するそのほかの指標の動向に十分留意しますとともに、本年度の決算の成果や反省点を次年度の予算編成に生かし、安定的な財政運営に努めてまいりたいと考えております。  続きまして、11ページには、(3)地方交付税と財政力支出、(4)基金の年度末現在高、そして、12ページですが、めくって、12ページには(5)市税収入、さらに、次のページ、13ページは、(6)地方債について、それぞれの推移を表とグラフでお示しさせていただきました。  次に、14ページですが、項目9番といたしまして、13ページでお示しをした普通会計の地方財残高に加え、公営企業会計などの地方財残高や、各会計の翌年度以降支出予定債務負担なども含めまして、市の債務残高をお示しいたしております。  次の15ページは、項目10番といたしまして、平成26年4月1日より消費税率が5%から8%へ引き上げられたことに伴いまして、地方消費税交付金の増収分については、社会保障施策に要する経費に充てるものとされておりまして、その使途については明確化し、公表するとなっておりますことから、ここにお示しをさせていただいております。  決算成果報告書につきましては、今後もより一層分かりやすい資料となるよう内容の充実に努めてまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  続きまして、次のページであります、16ページ、項目11の決算成果報告書でございます。  この目次の中から、令和2年度の総務部所管の主要事業の概要を御説明申し上げます。  なお、決算成果報告事業につきましては、当初予算参考資料に掲載した事業を基本とし、各補正予算で新規に計上した主要な事業があれば、追加で掲載することとしております。また、当初予算参考資料と比較をしやすいように、事業の進捗のほか、その事業が目指す効果についても掲載をし、今後の方向性の欄を設け、決算成果を踏まえた事業評価の取組を行っていますので、よろしくお願いいたします。  それでは、総務部からは、写真地番図更新経費について御説明を申し上げますので、この決算成果報告書の35ページをおめくりいただきたいと思います。真ん中あたり、35ページでございます。  写真地番図更新経費でございます。  事業目的につきましては、令和3年度の評価替えに向けまして、適正な評価と課税の確保を目指し、市内全域の土地家屋の状況把握を行うため、空中写真撮影を行ったものです。  事業の内容につきましては、三重県市町総合事務組合が受皿となり、県内市町が共同発注して、空中写真撮影を行い、システムに得た写真データのセットアップを行いました。  事業成果でございますが、空中写真を撮影することで、令和3年1月1日の現況を把握することができ、固定資産税の評価替えに向けた適正な評価と課税が可能となりました。  なお、共同発注の負担金505万3,000円及びデータのセットアップ業務委託費として34万1,000円を支出いたしました。  今後の方向性といたしましては、次回の評価替えでございます令和6年度に向けまして、令和6年1月1日現在の空中写真撮影を行うことを検討しております。  決算成果報告書に基づく報告は以上となります。  続きまして、一般会計につきまして、歳入歳出決算書、この分厚いほうですけれども、こちらを基にその詳細につきまして御説明を申し上げますので、歳入歳出決算書52ページ、53ページをお願いいたします。  私からは、歳入のうち一般財源について御説明を申し上げます。  まず、款1.市税についてでございます。  令和2年度の市税の収入済額は、右側の53ページの真ん中の収入済額の一番上の行ですが、224億4,292万1,908円で、一般会計の総収入額に占める割合は30.9%でございます。なお、市税の収入済額につきましては、前年度から1億204万円余、率にしまして0.5%増となったところでございます。  また、市税の調定額は、収入済額のすぐ左ですが、令和2年度の232億7,195万3,478円は、前年度の調定額と比べ4,270万円余の増──率にしまして0.2%であります──でございます。  なお、ここには記載はございませんが、収入済額の調定額に対する収納率につきましては、現年課税分が98.9%、滞納繰越分は28.3%で、全体では96.4%と、前年度に比べ0.2ポイント増加をしております。  次に、市税の不納欠損額は、同じく53ページの収入済額の右隣ですが、6,322万5,083円で、件数は延べ1,233件でございます。この件数の主な内訳を申しますと、差押えなどの滞納処分をすることができる財産がない方が987件、差押え等をすることによってその生活を著しく窮迫させるおそれがある方が119件、所在や財産が不明な方が79件でございます。  次に、そのすぐ右隣の収入未済額は7億6,580万6,487円でございます。  次に、その次のページであります54ページ、55ページをお願いいたします。  中ほどになります。款2.地方譲与税ですが、右の55ページの真ん中の収入済額でございます。収入済額は4億1,422万円で、前年度と比較して258万円余、率にしまして0.6%の増となっております。これは、地方揮発油譲与税及び自動車重量譲与税は減少いたしましたものの、森林環境譲与税が増加となったことによるものでございます。  次の款3.利子割交付金の収入済額は2,570万円で、前年度と比較をし、145万円余、率にして6.0%の増となっております。  次に、款4.配当割交付金の収入済額は、1億1,949万円で、前年度と比較をし、462万円余、率にして3.7%の減となっております。  ページを進めていただきまして、56ページ、57ページをお願いいたします。  款5.株式等譲渡所得割交付金の収入済額は1億3,003万円で、前年度と比較をして6,196万円余、率にして、91.0%の増となっております。  次の款6.法人事業税交付金の収入済額は1億1,312万4,000円で、令和2年度から始まった交付金でありますことから皆増となっております。  次の款7.地方消費税交付金の収入済額は30億5,805万1,000円で、前年度と比較をして5億5,847万円余、率にして、22.3%の増となっております。  次の款8.ゴルフ場利用税交付金の収入済額は3,867万764円で、前年度と比較をして578万円余、率にして13.0%の減となっております。  次に款9.環境性能割交付金の収入済額は4,760万7,000円で、令和元年度途中から始まった交付金でありますことから、前年度と比較をして2,583万円余、率にしまして118.7%の増となっております。  ページを進めていただきまして、58ページ、59ページをお願いいたします。  次に、款10.地方特例交付金の収入済額は1億5,348万3,000円で、子ども・子育て支援臨時交付金が、令和元年度のみの交付により、前年度と比較をして2億1,632万円余、率にしまして58.5%の減となっております。  次の款11.地方交付税の収入済額は44億7,203万2,000円で、前年度と比較をして4億6,871万円余、率にして9.5%の減となっております。この内訳は、右端の備考欄でございますが、普通交付税が37億212万9,000円、前年度と比較をして3億1,945万円余、率にして7.9%の減であり、その下の特別交付税が7億6,990万3,000円で、前年度と比較をして1億4,925万円余、率にしまして16.2%の減でございます。  次の款12.交通安全対策特別交付金の収入済額は1,635万2,000円で、前年度と比較をして121万円余、率にしまして8.0%の増となっております。  以上、款別の一般財源について御説明をさせていただきました。  なお、款2.地方譲与税から款12.交通安全対策特別交付金まで、いずれも調定額どおりの収入をいたしております。
     この後、特定財源が続きますので、少しページを進めていただきまして、84ページ、85ページを御覧いただきたいと思います。  款17.財産収入、項1.財産運用収入のうち、目1.財産貸付収入の収入済額7,201万7,850円は、市が持っております土地、建物を貸し付けた収入でございます。  次に、88ページ、89ページをお願いいたします。  項2.財産売払収入のうち、目1.不動産売払収入6,901万7,095円は、合計25件の土地、建物を売り払ったものでございます。  次の90ページ、91ページをお願いいたします。  款19.繰入金、項1.基金繰入金、目1.財政調整基金繰入金でございます。繰入額は11億2,406万5,000円で、前年度と比較をして7億6,037万円余、率にして209.1%の増となったところでございます。  次に、94ページ、95ページをお願いいたします。  款20.繰越金でございます。令和元年度からの繰越金でございまして、収入済額のとおり、22億2,881万17円でございます。  次に、款21.諸収入ですが、項1.延滞金、加算金及び過料、ページを1枚めくっていただいて、96、97ページになりますが、目1.延滞金の収入済額5,870万651円は、市税の滞納分に係るものでございます。  次の項2.市預金利子の収入済額43万9,725円は、歳計現金に係る受取利息でございます。  少しページを飛びますが、110ページ、111ページをお願いいたします。  次に、款22.市債、項1.市債の続きとなりますが、目8.臨時財政対策債18億6,800万円が一般財源でありまして、普通交付税の振替分として記載が認められたものでございます。  次の112ページ、113ページをお願いいたします。  目21.減収補てん債1億7,017万1,000円は、新型コロナウイルス感染症の影響による減収を補填するためのものでございます。  最後に、款24.自動車取得税交付金の収入済額2万6,955円は、税制改正に伴い、令和元年10月から廃止となりましたものの、その後の錯誤処理にて入金があったもので、前年度と比較して8,731万円余、率にして100.0%の減となっております。  以上、一般会計の歳入のうち、一般財源の主なものについての説明とさせていただきました。  歳出につきましては、所管する事項につきまして、財政課長から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。 6: 財政課長(栗田義久)  財政課の栗田でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、114ページ、115ページをお願いいたします。  説明は、決算書の右側のページ、備考欄に沿って、主な内容を御説明させていただきます。  まず、款1.議会費、項1.議会費、目1.議会費から、右側のページ、備考欄を御覧ください。議員報酬等と一般職給及び会計年度任用職員給につきましては、議員報酬と事務局職員10人分の人件費でございます。  次の本会議・委員会運営費で、一つ目の本会議・委員会運営費は、議員の行政視察に対する費用弁償及び本会議・委員会等の筆耕翻訳料などでございます。  次の議会広報活動費は、市民の皆様に議会情報を提供するための市議会インターネット放映委託料と議会だよりの印刷製本費などでございます。  次の議長活動費は、議長が市議会の代表として会議やイベントへの参加、活動を円滑に行うための経費でございます。  次の議員活動費の主なものといたしましては、政務活動費でございます。  次の議会図書室運営費は、法令追録費などでございます。  次の一般事務費につきましては、事務消耗品などの経費でございます。  次に、その下、款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、ページを1枚めくっていただきまして、116、117ページをお願いいたします。  備考欄の上から三つ目の大項目、行政情報化事業費のうち、財務会計システム事業費につきましては、財務会計システムに要した経費でございます。  その下、二つ飛ばしまして、電子入札システム事業費につきましては、電子入札システムに要した経費でございます。  次の大項目、弁護士法務支援事業費は、弁護士への法律相談などに要した経費でございます。  次の総務事務費につきましては、議案の作成や参考図書の購入など、総務事務に要した経費でございます。  次の契約事務費につきましては、入札監視委員の報酬や入札参加資格共同受付、審査に係る費用など、入札契約事務に要した経費でございます。  契約事務費から三つの大項目を飛ばしまして、検査事務費につきましては、工事完成実地検査の委託料など、工事検査事務に要した経費でございます。  検査事務費から四つの大項目を飛ばしまして、新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、感染症対策として、福祉施設、医療機関、学校等に配布するマスクや消毒液などの購入に要した経費でございます。  次の新型コロナコールセンター事業費につきましては、生活支援や事業者支援について、電話で相談できるコールセンターの設置及び運営に要した経費でございます。  また、この備考欄の一番下、同款・同項・文書広報費からにつきましては、選挙管理事務向上を目的に、選挙サポート事業に入会をしたため、一般管理費中、総務事務費へ流用を行ったものでございます。  次に、118、119ページをお願いいたします。  中段の目3.文書広報費、備考欄、文書費につきましては、郵便料や地区市民センターなどへの連絡業務委託経費、情報公開・個人情報保護審査会に要する経費などでございます。  次の行政情報化事業費のうち、例規検索システム事業費につきましては、市例規類集のシステムに要した経費でございます。  その下の統合文書管理システム事業費につきましては、文書管理システムに要した経費でございます。  また、ここの備考欄の一番下、同款・同項・一般管理費につきましては、先ほど申し上げましたとおり、選挙管理事務向上を目的に選挙サポート事業に入会したため、一般管理費中、総務事務費へ流用を行ったものでございます。  次に、目4.財政管理費の備考欄、財政管理事務費につきましては、予算書及び予算参考資料の作成、公会計財務4表の作成、統一的な基準による財務書類作成支援業務委託のほか、行政改革推進事務に要した経費でございます。  次の行政情報化事業費につきましては、起債管理のためのシステムに要した経費でございます。  次に、120、121ページをお願いいたします。  目5.会計管理費の備考欄、会計管理事務費につきましては、公金収納システムに係る経費など、会計管理事務に要した経費でございます。  次の目6.財産管理費の備考欄、庁舎管理費の施設管理費と次の施設維持補修費につきましては、市役所本庁舎の設備の維持管理、修繕に要した経費でございます。  次の車両管理費につきましては、中型バスの運行業務委託、本庁共用車の燃料費や修繕費などの維持管理に要した経費でございます。  次の公有財産管理費につきましては、土地の鑑定料、市有地の草刈りなど、普通財産の管理に要した経費、公共施設マネジメントに要した経費や公有財産台帳システムの保守等業務委託料などでございます。  次の市有建物損害共済等保険料につきましては、市有物件の被害や市民の事故などに備えて、全国市有物件災害共済会及び全国市長会市民総合賠償補償保険料などに要した経費でございます。  次のPCB廃棄物処理業務費につきましては、ポリ塩化ビフェニル廃棄物の適正な処理の推進に関する特別措置法に基づき、各施設に保管しているPCB廃棄物を、適正に処理を行うため、収集、運搬、処理などに要した経費でございます。  次の基金積立金でございますが、一番上の財政調整基金につきましては、地方財政法の規定に基づく令和元年度剰余金等について積立てをいたしました。2番目の減債基金につきましては、将来の起債の償還のための財源として積立てをいたしました。3番目の地域振興基金につきましては、預金利子を財源として積立てをいたしました。4番目のふるさと応援基金につきましては、令和2年度のふるさと納税による寄附金等について積立てをいたしました。7番目の地域福祉基金につきましては、今後の地域福祉の財源として積立てをいたしました。一番下の公共施設整備基金につきましては、今後の公共施設の整備などに要する経費の財源として積立てをいたしました。  次に、122、123ページをお願いいたします。  備考欄の上から4番目の情報システム整備基金につきましては、システム機器の更新に備えるため積立てをいたしました。8番目の新型コロナウイルス感染症緊急対策基金につきましては、感染症対策に対し、機動的な財政出動を可能にするため、基金を創設し、積立てをいたしました。そのほか各基金の利子収入等を積み立ててございます。  次に、126、127ページをお願いいたします。  中段の目12.公平委員会費、備考欄、公平委員会運営費につきましては、委員3人の報酬、研修会参加負担金など、委員会運営に係る経費でございます。  次に、128、129ページをお願いいたします。  一番下の目18.諸費、備考欄、自衛官募集事務費につきましては、自衛官募集事務に係る経費でございます。  次に、130、131ページをお願いいたします。  備考欄の一番上、市税過誤納還付金につきましては、市内事業所から償却資産修正申告に伴う還付金や法人市民税における予定納税を行った法人に係る還付金が主なものでございます。  次に、その下の目19.パブリックセンター費、こちらは飛ばしまして、目24.特別定額給付金費、備考欄、特別定額給付金給付事業費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策として、1人当たり10万円の給付を行ったものと、その事務費でございます。  次に、項2.徴税費、目1.税務総務費につきましては、税務関係の業務推進に要した経費で、備考欄、一般職給は税務課職員40人分の人件費でございます。次の会計年度任用職員給につきましては、短期間任用の者も含め、会計年度任用職員延べ35人分の人件費でございます。  次の132、133ページをお願いいたします。  備考欄の一番上の大項目、各種団体等負担金は、三重県軽自動車税等事務共同処理協議会及び桑員税務推進協議会などの負担金でございます。  次の三重地方税管理回収機構負担金につきましては、市税の滞納回収に係る機構への分担金でございます。  次の一般事務費につきましては、事務用消耗品など税務業務全般に必要な一般事務に要した経費でございます。  次に、目2.賦課徴収費、備考欄、賦課事務費のうち、固定資産税事務費は、家屋評価システムなどの機器保守管理委託及び土地評価業務や地番図の加除修正委託などに要した経費でございます。  次の住民税事務費は、申告の受付事務、給与支払報告書の整理、確定申告書の整理などに要した経費でございます。  次の諸税事務費は、証明事務及び軽自動車税賦課事務に要した諸経費でございます。  次の電算経費は、税務事務を支援するシステムに要した委託料、賃借料でございます。  次の各種団体負担金は、資産評価システム研究センターへの負担金でございます。  次の申告支援システム事業費は、確定申告受付や課税データ入力事務などを効率的に行うシステムに要した経費でございます。  次の写真地番図更新経費は、先ほど決算成果報告書において総務部長から説明いたしましたとおりでございます。  次の砂防指定地調査費は、県の指定する資料に基づき、砂防法に指定される砂防指定地について、固定資産税の適正な補正を行うための調査に要した経費でございます。  次に、徴収事務費のうち、市税収納取扱費は、口座振替及びコンビニ収納手数料などでございます。  次の市税徴収事務費は、徴収に伴う事務的経費でございます。  次の電算経費は、軽自動車税の課税事務、各税の収納事務及びシステムに要した委託料、賃借料でございます。  次に、行政情報化事業費の住民情報システム事業費は、税業務に係る総合住民情報システムの保守管理委託料でございます。  次の地方税ポータルシステム事業費は、電子申告や国税との連携のための電算経費でございます。  次の証明書コンビニ交付サービス事業費は、所得証明書などのコンビニ交付を戸籍・住民登録課とともに行うための経費で、システム委託料、地方公共団体情報システム機構の分担金でございます。  次の総合住民情報システム事業費は、令和2年度に全庁で更新をいたしました総合住民情報系システムのうち、税務課所管のシステムに要した委託料及び使用料でございます。  次の項3.戸籍住民基本台帳費は飛ばしまして、次に134、135ページをお願いいたします。  項4.選挙費、目1.選挙管理委員会費、備考欄、一般職給につきましては、職員5人分の人件費でございます。  次の選挙管理委員会運営費につきましては、選挙管理委員4人の報酬などでございます。  次の行政情報化事業費につきましては、選挙における住民情報系システムのシステム利用料でございます。  次の一般事務費につきましては、委員会運営などに要した事務経費でございます。  また、この備考欄の一番下、同款・同項・市長選挙費からにつきましては、選挙情報無線通信システム契約のため、選挙管理委員会費へ流用を行ったものでございます。  次に目2.市長選挙費は、昨年11月に執行した市長選挙の執行管理に要した経費でございます。  また、ここの備考欄の一番下、同款・同項・選挙管理委員会費につきましては、先ほど申し上げましたとおり、選挙管理委員会費への流用を行ったものでございます。  次に、136、137ページをお願いいたします。  項5.統計調査費、目1.統計調査総務費の備考欄、一般職給につきましては、職員3人分の人件費でございます。  次の統計事務費につきましては、統計事務に係る経費、また、桑名市統計協会への補助金でございます。  また、ここの備考欄の一番下、同款・同項・人口統計費から、につきましては、人件費が不足したため、統計調査総務費へ流用を行ったものでございます。  次に、目2.諸統計費の備考欄、経済センサス費につきましては、経済センサス活動調査に要した経費でございます。  次に、目3.商工統計費の備考欄、工業統計等調査費につきましては、工業統計調査に要した経費でございます。  次に、138、139ページをお願いいたします。  目5.人口統計費の備考欄、国勢調査費につきましては、指導員104人と調査員677人の報酬などでございます。  また、備考欄の一番下、同款・同項・統計調査総務費につきましては、先ほど申し上げましたとおり、人件費不足のため、統計調査総務費へ流用を行ったものでございます。  次に、項6.監査委員費、目1.監査委員費の備考欄、特別職給と一般職給につきましては、常勤監査委員1人と事務局職員4人の人件費でございます。
     次に、監査委員活動費と一般事務費につきましては、監査委員2人の報酬と監査事務に要した経費でございます。昨年度の監査業務としましては、定期監査、例月現金出納検査、決算審査、財政援助団体の監査を実施いたしました。  次に、ページを進めていただきまして、218、219ページをお願いいたします。  款11.公債費、項1.公債費、目1.元金の備考欄、地方債元金償還金につきましては、令和2年度の定期償還分でございます。  次に、目2.利子の備考欄、地方債利子につきましても、令和2年度の定期償還分でございます。  次の一時借入金利子につきましては、一時借入金が発生いたしましたので、その利子を支払ったものでございます。  次に、款12.諸支出金でございます。項1.公営企業会計繰出金、目1.公営企業会計繰出金の備考欄、二つ目の大項目、水道事業会計繰出金につきましては、繰り出し基準に基づく水道事業会計職員の児童手当や上水道料金基本料金無料化に伴う繰出金でございます。  次の下水道事業会計繰出金につきましては、地方公営企業の繰り出し基準に基づき、下水道事業の経営安定化のために繰り出しをいたしました。  次に款13.予備費、項1.予備費、目1.予備費につきましては、桑名市健康増進施設、神馬の湯の源泉井戸ポンプ設備が、オープン直前に急遽故障いたしましたことから、設備の取替え費用としまして、総務費、総務管理費、企画費へ充用をいたしました。  以上、令和2年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明いたしました。  なお、引き続き、財産につきまして、会計管理者から御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 7: 会計管理者兼会計管理室長(早川晴美)  会計管理者の早川でございます。  私からは、304ページからの財産に関する調書について御説明いたします。  財産に関する調書では、公有財産と後ろのページの物品、債権、基金の4項目について、決算年度中の増減高と決算年度末現在高を明らかにしております。それぞれ決算年度中に増減のあったものについて、その主なものを御説明いたします。  304ページの1、公有財産、(1)土地及び建物でございます。  一番上の総括の表は、その下の1)行政財産と2)普通財産の計が記載されておりますので、1)と2)の表で御説明いたします。  先に、表の説明を少しいたしますと、1)が行政財産、2)が普通財産、304ページの3分の2ほどまでが土地、その右から、建物で、木造、非木造、延べ面積計となっております。また、それぞれの区分ごとに、前年度末現在高、決算年度中増高、決算年度中減高、決算年度末現在高を表示しております。決算年度中増高、決算年度中減高のあるものについて、これから説明してまいります。  それでは、土地、決算年度中の増減から御説明いたします。  1)行政財産の表の土地の欄を御覧ください。  区分、公共用財産の公園の決算年度中増高101.00平方メートルは、都市計画法第40条第2項の規定により、公共の用に供する土地の帰属に伴い、勢以口第二公園の供用が開始されたものでございます。  同じく公共用財産の公園の決算年度中減高3万7,091.66平方メートルは、三つありまして、一つ目が多度町1丁目の公園予定地の公共用の用途廃止により、2)の表、普通財産、その他の土地へ変更、あわせて、土木課から財政課へ所管替えを行い、セブンイレブンへ貸付を行っているもの。二つ目が、堂ヶ峰公園予定地に多世代共生型施設及び公園を整備し、その維持管理を福祉総務課で行うための所管替えを行い、公共用財産、その他の施設、こちらの表ではすぐ下の段へ変更したもの。三つ目が、総合運動公園の区分を公共用財産、その他の施設へ誤謬訂正したもの、これらを合わせた減でございます。  次に、公共用財産のその他の施設の決算年度中増高3万1,445.58平方メートルは四つありまして、一つ目が、開発に伴い、都市計画法第40条第2項の規定により帰属を受けたごみ集積所5か所、神楽町地内2か所、江場地内、北別所地内、和泉地内の増と、二つ目と三つ目が、先ほど御説明いたしました、多世代共生型施設の変更と総合運動公園の訂正による増、四つ目が、深谷共同浴場さざれ湯の駐車場として利用するために、公共用の用途開始により、2)の表、普通財産、宅地から変更したもので、あわせて、財政課から保健医療課へ所管替えを行っております。  次に、2)普通財産の表の土地の欄を御覧ください。  区分、宅地の決算年度中増高204.57平方メートルの主なものは、友村地内の土地で、現況道路となっておりましたが、ほとんど利用がないため、公共用の用途廃止による増でございます。  同じく、宅地の決算年度中減高1万4,377.51平方メートルは三つありまして、一つ目が先ほどの友村地内の市有地の売却、二つ目が旧大山田終末処理場の建物付き売却による減と、三つ目が、前に御説明いたしました、深谷共同浴場さざれ湯の駐車場の公共用用途開始の変更によるものでございます。  次に、区分、その他の土地の決算年度中増高6,582.58平方メートルの主なものは、前に御説明いたしました、多度町1丁目の公園予定地の公共用の用途廃止により、公共用財産、公園から変更したもの、多度小山地内、柳原地内、蓮花寺地内、江場地内、友村地内、志知地内、今島地内の土地で、それぞれ水路や道路等として機能していないため、公共用の用途廃止による増などでございます。  同じく、その他の土地の決算年度中減高1,390.58平方メートルの主なものは、先ほどの用途廃止した多度小山地内、柳原地内、江場地内、友村地内の市有地の売却のほか、長島押付地内の市有地の売却、多度力尾地内の市有地の売却による減と、東方地内の市有地は、桑名駅前開発に伴い、財政課から土木課へ所管替えによる減の市道有楽桑名駅前線で、その一部はJR東海と土地の交換をしております。  続いて、建物の決算年度中の増減について御説明いたします。  305ページの1)行政財産の表の建物の欄を御覧ください。  区分、その他の行政機関のその他の施設の非木造の決算年度中増高665.75平方メートルは、桑名市防災拠点施設管理事務所と備蓄倉庫の新築による増と、桑名高校、桑名北高校、陵成中学校、光陵中学校、成徳中学校、多度中学校、多度青葉小学校の七つの学校地内に防災備蓄倉庫を新設による増でございます。  次に、区分、公共用財産のその他の施設、非木造の決算年度中減高630.78平方メートルは、リサイクル推進施設(クルクル工房)事務所、休憩室、保管庫の公共用の用途廃止により、2)の表、普通財産、その他の建物へ変更したものでございます。  次に、2)普通財産の表の建物の欄を御覧ください。  区分、その他の建物の非木造の決算年度中増高631.88平方メートルは、先ほど御説明いたしましたリサイクル推進施設(クルクル工房)の用途廃止による変更で、誤謬訂正によるものを含んでおります。  同じく、その他の建物の非木造の決算年度中減高2,632.55平方メートルの主なものは、先ほど御説明いたしました、リサイクル推進施設(クルクル工房)の運営を継続するNPOへ所有権移転する贈与による減と、旧大山田終末処理場の売却による減でございます。  1公有財産、(1)土地及び建物の増減の御説明は以上でございます。  続きまして、306ページ、307ページをお願いいたします。  (2)山林でございますが、面積及び立木の推定蓄積量に増減はございません。  次に、(3)の物件の温泉権1件は、多度地内の健康増進施設、神馬の湯における温泉源を利用する権利で、増減はございません。  次に、(4)の無体財産権の商標権1件はサンファーレの名称、ロゴに係るもので、増減はございません。  次に、(5)の有価証券の株券500万円は、旧長島町で取得の長島観光開発株式会社の株券で、増減はございません。  次に、(6)の出資による権利のうち、出資金に増減はなく、決算年度末現在高は53億3,361万7,000円でございます。  また、出捐金の決算年度中減高62万9,000円でございますが、このうち54万7,000円は、公益財団法人三重県農林水産支援センター出捐金の支援センターにおいて取崩しが行われたことで、桑名市分の出捐残高も減少したことによるもの、また、8万1,576円は、公益財団法人三重北勢地域地場産業振興センターの出捐金の振興センターにおいて取崩しが行われたことで桑名市分の出捐残高も減少したことによるものでございます。  出捐金の決算年度末現在高は1億4,553万2,000円でございます。  続きまして、310ページへ進めていただきまして、2の物品を御覧ください。  2の物品につきましては、取得価格、評価価格が1件100万円以上の備品を記載しております。決算年度中の増高は、311ページの上から五つ目の、食器消毒保管庫3など12品目で、計18件の増、また、減高は、310ページ、上から22個目、真ん中よりちょっと下ぐらいの冷蔵庫1など5品目で、計7件の減でございます。  続きまして、316ページ、317ページの3、債権を御覧ください。  ここでは、貸付金及び預託金を掲載しております。  まず、住宅新築資金等貸付金の決算年度中減額1,114万4,000円及び福祉資金貸付金の決算年度中減額23万5,000円は、それぞれの貸付金の償還額でございます。  次の地方独立行政法人桑名市総合医療センター施設整備等貸付金の決算年度中増額12億70万円は貸付額でございます。  決算年度中減額5億2,331万3,000円は償還額でございます。  その下の欄、建設協力預託金は、平成24年4月の地方独立行政法人桑名市民病院と医療法人山本総合病院との統合に伴い、山本総合病院が契約しておりました職員用立体駐車場賃貸借契約に基づく建設協力預託金として1億円を市が引き継いだもので、決算年度中減額の750万円は返還額でございます。  続きまして、320ページに進めていただきまして、4、基金を御覧ください。  こちらは市の一般会計及び特別会計の基金について、決算年度中の増減、すなわち積立てと取崩しの状況と決算年度末現在高を示しております。  このうち、320ページの上から五つ目の桑名市交通遺児対策事業基金と、322ページの上から三つ目の桑名市交通安全対策事業基金は、令和2年度をもって廃止いたしております。  また、326ページの最後のページ、上から三つ目の桑名市新型コロナウイルス感染症緊急対策基金、その下の桑名市桑名駅前整備基金、その下の桑名市小中一貫校建設基金の三つは、令和2年度から新たに設けた基金でございます。廃止と新設により、現在の基金の総数は30基金となっております。  最後に、全ての基金の総額は、前年度末現在高119億9,839万7,000円から8億6,489万2,000円増え、令和2年度末現在高は128億6,328万9,000円でございます。  私からの財産に関する調書の説明は以上でございます。  以上、令和2年度一般会計歳入歳出決算について概要を御説明いたしました。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。  なお、御質問に対する答弁につきましては各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。 8: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、ここで質疑に入ります。  質疑はありませんか。 9: 分科会委員(水谷真幸)  水谷です。  決算書の119ページの文書広報費のところなんですけど、役務費のところで、予算に対して、その不用額が半分近くなっているというのはどういったところが、まあ、できなかったのか、削れたのか、そこの説明をお願いします。 10: 総務部次長兼総務課長(山口勝國)  総務課長、山口でございます。  ただいまの水谷委員の質問でございますが、後ほど、すみませんが、答弁させていただきたいと思います。 11: 分科会委員(水谷真幸)  もう1点、別にそんな見なくても、219ページの地方債元金償還金が今年は56億円、もうちょっとだと思うんですけど、経常収支比率もここ最近では一番よくて、改善してきているとは思うんですけれども、それはもう今の状況をすぱっと切った、その状況の分析であって、前からも将来負担比率とか、そういったストックのところの比率、特にいろいろ上下水道のところの債務であるとか、あと、病院の債務であるとか、そういったところも含めての債務とかも含めての視点から、そういった将来負担比率が下げ止まっているというか、昔に比べたら、落ちてきているんですけど、最近の経常収支比率とかに比べると、下げ止まっているというところが気になっていて、経常収支比率は落ちてきていますけれども、臨財債もありますけど、その地方債残高というのは、そんなに別に少なくなっていないというか、別にそのままというか、ちょっと若干増えているような印象があって、今後この地方債元金償還金とか公債費というのが、どのぐらいの水準で返していく見通しがあるのかについて教えてください。 12: 財政課長(栗田義久)  財政課の栗田と申します。よろしくお願いいたします。  今現在、公債費、経常収支比率などでも、元利償還金の償還が終わった事業とか、そういったものがあって、一旦公債費は下がっておるんですけれども、今後、病院の関係であったりとか、合併特例債の関係であったりとか、そういったこともあって、公債費の増も見込まれるところでございます。そういったところもありますもので、公債費の伸びについては注視しながら、予算編成とかに対応してまいりたいと考えております。よろしくお願いいたします。 13: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。  ほかにございますか。 14: 分科会委員(満仲正次)  満仲です。  1点だけ。公有財産についてですけど、公有財産の中の(6)出資による権利というところで、出資金が53億3,361万7,000円あるわけなんですよね。  この出資金が、どういうものによって、主な出資先ね、その内容がね、株式なのか、有価証券なのかね、公有財産なのか、どういうものに出資しておるのか、全然この表だけでは分からないんですけど、主な出資先。  で、増減があったのか、なかったのか、そういうことが全然これ不明ですから、その辺ちょっと説明してください。 15: 分科会長(市野善隆)  306ページの出資金ですね、53億円の。どういった内容か御説明いただきたいと思います。何件あるのか。  会計管理者、どうぞ。 16: 会計管理者兼会計管理室長(早川晴美)  出資金の主なものでございますが、増減についてはございませんでした。主なものについては、三重県農業信用基金協会出資金、三重県漁業信用基金協会出資金、三重県私学振興会出資金、三重県畜産協会出資金、三重県青果物価格安定基金協会出資金、地方公共団体機構出資金、長島PA出資金、北勢線施設整備出資金、ラッキータウンテレビ出資金、桑名市総合医療センター出資金、これらの合計額でございます。 17: 分科会長(市野善隆)  何件あるか分かりますか。特に一番大きいのとか。 18: 会計管理者兼会計管理室長(早川晴美)  10件でございます。  一覧がございますので、また、お渡しさせていただきます。 19: 分科会長(市野善隆)  はい。じゃ、お願いいたします。  ほかにありませんか。 20: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。よろしくお願いします。  まず、3点質問をさせていただきます。  基金の関係についてですけれども、決算成果報告書の11ページ、右下のところに、基金の年度末残高として、116億8,931万円とあります。監査委員の審査報告書の17ページの右下には、基金の年度末残高として128億6,328万円とあって、12億円の差があります。  まず、この差について、説明していただきたいです。いいですか。 21: 分科会長(市野善隆)
     すみません、監査委員報告書の何ページですか。 22: 分科会委員(多屋真美)  監査報告書の17ページの右下です。 23: 分科会長(市野善隆)  57ですか。17。ちょっとごめんなさい。57ですね。 24: 分科会委員(多屋真美)  すみません。57ページです。  1問ずつ言ったほうがいいですかね。 25: 分科会長(市野善隆)  3点あると言われましたけど、ほかによろしいですか。関連しておるんですかね、基金に。 26: 分科会委員(多屋真美)  そうですね。一応関連しています。 27: 分科会長(市野善隆)  じゃ、お願いします。 28: 分科会委員(多屋真美)  じゃ、続きまして、決算報告書の基金の全体残高として約10億円の増加となっています。  監査委員の審査報告書の基金明細には、新型コロナ基金が10億8,053万円とあります。このコロナの状況を考えると、今後、全額予算化になると思われます。結果的に実質基金として増加していないかとも思うんですけれども、どうなんでしょうかということをお伺いします。  あと、もう1点としまして、決算書の121ページの財産管理費の不用額、こちらが1億7,661万円とあります。その多くは積立金の不用額1億6,909万円です。  基金の整備をした結果と思いますけれども、一般的に不用額を少なくする方向で、少し差が大きいのではないかと思いますが、その理由について御説明ください。 29: 分科会長(市野善隆)  3点ありましたが、よろしいですか。 30: 財政課長(栗田義久)  財政課長、栗田でございます。  まず、1点目の決算成果報告書の、こちらが11ページの基金の年度末現在高が116億8,900万円余の部分と、決算審査意見書の57ページの128億6,300万円余の差額については、こちらの決算成果報告書につきましては、普通会計に属する基金の合計額を、取りまとめをいたしております。決算審査意見書のほうにつきましては、こちらは、全ての基金の合計欄となってございますので、その差が生じておるという形になります。  詳細につきまして、少し確認させていただいて、報告をさせていただきたいと思うんですけれども、その差としては、そういった普通会計に属する基金と普通会計に属さない基金がございますので、その関係の差になる形となります。  続いて、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金についての、その基金の状況についての御質問かと思います。  こちらにつきましては、今回、基金現在高といたしましては、決算監査の意見書のほうにあります、新型コロナウイルス感染症緊急対策基金の年度末現在高としまして、10億8,000万円余の期末残高となっておりますけれども、今回、令和2年度中の増減といたしましては、まず、積立てといたしましては、11億6,300万円余の積立てをいたしておりまして、取崩しといたしましては、8,200万円余の取崩しをしておりますので、結果的には10億8,000万円の残高ではございますが、取崩しということでは8,200万円余の執行があったというか、基金の取崩しをさせていただいたという内容となっております。  続きまして、財産管理費が執行残が多かったというところでございますが、こちらにつきましては、財産管理費の中に、基金積立金の中でふるさと応援基金というのが実はございまして、そちら、当初は予算的には巣籠もりの需要などでたくさん積み立てられるかなと思っておったところなんですけれども、結果的には、私どもの想定よりも少し見込みが増えなかったというところで、こちらのふるさと応援基金の積立てにつきましては、約1億5,800万円ほど、執行残ということで生じてしまったというのが、主な要因となってございます。  私からの説明は以上でございます。よろしくお願いいたします。 31: 総務部次長兼総務課長(山口勝國)  総務課の山口でございます。  先ほど真幸委員からお尋ねの文書広報費中の役務費の残高につきまして、こちらにつきましてですが、所管が総務部と市長公室にまたがっておりますので、すみません、いま一度精査いたしまして、後ほど回答させていただきたいと思います。 32: 分科会長(市野善隆)  ほかにありませんか。 33: 分科会委員(多屋真美)  続いてすみません。多屋です。  2点ほど伺います。決算書の85ページが、歳入の統計調査委託金、収入済額が5,326万円となっていて、決算書の137ページの歳出、統計調査費の支出総額が7,485万円あります。  令和2年度は、経済センサス、工業統計、国勢調査が行われました。法に基づくものであり、基本的に国・県からの委託金で財源補填するのが基本と思いますが、この差額の2,100万円について、職員の人件費分の補填はなかったんでしょうか。  あと、もう1点伺います。決算書の117ページ、弁護士法務支援事業費159万円ですけれども、支援事業として、法務支援を受けた件数と、また、どういった内容だったのかということを教えてください。お願いいたします。 34: 総務部次長兼総務課長(山口勝國)  総務課の山口でございます。  まず、先に、弁護士の法務支援事業につきまして答弁いたします。  毎月1回定期で、こちらのほうにお越しいただいております。1日6件ほど行っております。それプラス、随時に相談もしていただいております。  相談内容につきましては、庁内の様々なトラブル、あるいは市民との交渉事等々、様々なことについて相談に乗っていただいておるところでございます。  あと、統計調査につきまして、昨年度は国勢調査がございました。今回の支出で、多屋委員が言われました経済センサス等々につきましては、経済センサスにつきましては今年度が調査の年となっております。その前のいろいろな準備物等々で経済センサスについては使用しております。以上でございます。 35: 分科会長(市野善隆)  その差額が結局、人件費相当とか、いわゆる正規職員の、あるいはその準備費には出なかったという意味なんでしょうか。質問はそういうことだったと思うんですが、多屋委員の。  85ページの統計調査委託費5,326万6,264円ですか、歳出が、項レベルで7,485万円の支出があると。その差額は結局、統計調査総務費に該当するんですが、それは、人件費分は出なかった、ということだと思うんですが、多屋委員の質問は。 36: 総務部次長兼総務課長(山口勝國)  すみません。職員の人事費は出ておりません。こちら、一般職級の2,200万円相当は人件費3人分ということでございますが、こういうことでよかったでしょうか。 37: 分科会長(市野善隆)  そういうことですね。よろしいか、多屋委員。 38: 分科会委員(多屋真美)  はい。 39: 財政課長(栗田義久)  先ほどの基金のことで、私、確認するという発言をさせていただきましたので、その内容を見ることができましたので、報告させていただきます。  決算審査意見書の先ほどの基金の57ページです。  普通会計の基金とそうでない基金ということで、こちら57ページの真ん中よりちょっと上のところに桑名市国民健康保険給付費支払準備基金、決算年度末現在高として2億3,300万円余。こちらですね。これがまず普通会計対象外ということと、それと、それより下に行っていただくと、桑名市介護給付費準備基金、こちら9億3,800万円余。それと、もうちょっと下へ行っていただきますと、桑名市農業集落排水整備支援事業基金、こちらが240万円余あるんですけれども、この三つの基金が、普通会計対象外ということで、決算成果報告書のほうには含まれていない形になります。足し合わせると、こちらの三つの基金がちょうど差額となります。以上でございます。よろしくお願いいたします。 40: 分科会長(市野善隆)  ほかに質問ございませんか。 41: 分科会委員(愛敬重之)  1点だけちょっと確認ということで、よろしくお願いします。  令和2年度の決算全体になるんですけれども、予算をつけられたイベントとか事業で、コロナウイルス感染症拡大の影響で中止や延期となったんですけれども、その関係の予算についてなんですけれども、まず、前回ちょっと聞いたような、聞かなかったようなところなんですけれども、その関係については、基金のほうへ積んでいくというような話を聞いたんですけど、再確認ということで、よろしくお願いします。 42: 財政課長(栗田義久)  財政課長、栗田でございます。  おっしゃいますとおり、新型コロナウイルス感染症の感染拡大の影響を受けまして、中止や延期される事業などございました。そのため、新型コロナウイルス感染症対策の財源を確保していくという目的で、そういった中止や延期された事業の一般財源相当分を新型コロナウイルス感染症緊急対策基金に積立てを令和2年度決算ではさせていただいております。  積み立てた金額といたしましては、その中止、延期される事業などの一般財源相当分、積立額といたしましては655万2,000円を積み立てさせていただいてございます。  どうぞよろしくお願いいたします。 43: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。 44: 分科会委員(愛敬重之)  ありがとうございます。 45: 分科会長(市野善隆)  ほかにございませんか。 46: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。引き続き質問させていただきます。  決算書の89ページ、不動産売払収入と土地の売払収入が6,901万円で、先ほど25件というふうに聞きましたけれども、主な場所や内容について説明をお願いいたします。  それから、もう1点。決算書の53ページの歳入の市税関係で、税は公平性の観点もありますけれども、生活困窮者への無理な取立ては反対する立場です。市民税、固定資産税のうち、滞納繰越分でどの程度の件数があるのか、増えているのかということもお聞きします。  また、その滞納繰越分で、地方税の整理回収機構へ送付されている件数と額を教えてください。 47: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  グリーン資産創造課、二木でございます。よろしくお願いします。  先ほど委員からありました質問でございます。土地の売払収入について、主な、これは場所でよろしかったでしょうか。 48: 分科会長(市野善隆)  場所と内容と金額ですか。 49: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  場所でよろしかったですか。  はい。主な売払いの場所について、まず大きなものといたしましては、先ほども御説明がありました旧大山田終末処理場、こちらのほうが大部分を占めております。  そのほかに売払いをさせていただいた地区としては、柳原であったり、芳ケ崎、多度、力尾、福島、桑部、長島──押付のほうですね──あと蓮花寺、東方、江場、友村、下深谷、志知、今島、西別所、東汰上等になってございます。  先ほど説明の中で25件ありましたうちの24件が、グリーン資産創造課のほうが売払いを行いまして、残り1件につきましては、駅西整備事務所のほうで売払いを行った物件となっております。以上でございます。 50: 分科会長(市野善隆)  多屋委員、金額はよかったんですか。  大きいやつとかいいんですか、特に。確認しなくていいですか。  金額は、大きいやつは分かりますか、三つぐらいか四つぐらいは。 51: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  売払いにつきましての金額でございますが、合計でよろしかったでしょうか。 52: 分科会長(市野善隆)  一番大きいやつとか、何か、個別の明細はありますか。  大山田とか、あと、ベストスリーというか、五つぐらいは。四つか五つ。 53: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  そうですね、今回、こちらのほうのグリーン資産創造課のほうで売払いさせていただいた合計が6,429万575円になっておりますが、そのうちの大部分が、先ほどお話しさせていただいた旧大山田終末処理場、こちらのほうが5,005万円になっております。
     そのほか、主なものといたしましては、多度の力尾でございますと、160万円余の売払い。長島の押付でございますと、220万円余。蓮花寺でございますと、249万円余というところが、主なところになってございます。以上でございます。 54: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。  じゃ、ほかにございませんか。 55: 副分科会長(森下幸泰)  ちょっと全体的な話になるんですけど、決算成果報告書のほうの8ページで経常収支比率も順調に下がってきて、非常にありがたいなと思っているんですけど、その中で特に補助費等の下がり方が顕著かなと思っています。  今年度の決算ということでいくと、この令和元年から令和2年にかけての中で、大きなもので結構ですので、補助費等、どんなものが下がっているのか教えてください。 56: 財政課長(栗田義久)  財政課、栗田でございます。  決算成果報告書の8ページの経常収支比率のところの補助費等が下がっておる主な要因ということでございますが、一番大きなのというか、もうそれがもうそのものなんですけれども、桑名広域清掃事業組合への分担金が、桑名広域清掃事業組合のほうの施設が、RDF化施設から、新しい可燃ごみ焼却施設に移行しました。これに伴って、大きく、桑名広域清掃事業組合の分担金が減額となったことが一番の要因となってございます。以上でございます。 57: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。  失礼いたしました、多屋委員。税の滞納分の整理回収機構分の答弁が出ておりません。大変失礼いたしました。 58: 債権管理課長(伊藤彰英)  先ほどの多屋委員の滞納繰越分の御質問に御説明さしあげます。2点あったかと思います。  まず、機構への徴収額につきましては、年間60件を基本として回収機構のほうに移管をしております。この金額については、滞納案件で額がまちまちですので、一概に幾らということがちょっとお答えできないんですけれども、何千万単位で、毎年60件を基本として、回収機構のほうに移管をしております。  次に、滞納繰越分の財産がない方の件数等々につきましては、先ほど御説明をさしあげたんですけれども、今年の滞納処分をすることができない財産の件数が987件で、昨年が879件程度ございますので、大体これぐらいの件数で推移しておるのが実情です。以上でございます。 59: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 60: 分科会委員(多屋真美)  はい。 61: 分科会長(市野善隆)  ほかにございませんか。 62: 分科会委員(伊藤研司)  多屋委員のところで、ちょっと聞きたいんだけれども、旧大山田終末処理場、あれが5,000万円で売れたということで、正直言って僕はびっくりしているんだけれども、実はあの件で、桑名市が金を出さないと誰も買ってくれないんじゃないかなという話、僕が不動産屋に聞いても、そういう話が結構あってね。もう、あんた、桑名市が、下手すると1億円出さなきゃ買ってくれないのと違うかという話をされる方もみえました。  今のこの住宅事情で、桑名のあそこが、住宅会社が買われたんですけど、これはどういうふうにやったんですか。普通から考えたら、撤去するだけでも、僕は工事のあれは知っているんですけれども、何億円ってかかるわけですよね、あれ。しかも、変な言い方をすると北斜面になったりして、よくあれを買ってくれたなと、5,000万円という。びっくりしたんですよ。  1回聞こう聞こうと思っていたんですけど、ちょうどそういう機会があったもんで、もう話せる範囲でちょっと。 63: 分科会長(市野善隆)  入札条件の仕様書ということでよろしいですね。 64: 分科会委員(伊藤研司)  そうですね。 65: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  グリーン資産創造課の二木です。よろしくお願いします。  先ほどの旧大山田終末処理場につきましては、委員言われるとおり、当初はやはり市がお金を出して、マイナス入札でもやっていかざるを得んというところはあったんですけれども、近年になりまして、事業者のほうから、あそこの土地を利用したいというような提案もありまして、一応話を進めていっておりました。  土地だけ更地で売れば、1億数千万円というお金にもなるんですけれども、やはり市としても、建物が、言われるみたいに大分古い建物ということがあって、一応解体のほうを差し引いています、その額から。  それで、当初はもう少し安く売払いのほうをする予定だったんですが、一般競争入札ということもありまして、想定しているよりは高く売れたというのが、5,005万円というふうになっておりまして、うちが想定しておったのは、たしか3,000万円程度の売却を見込んでおったところに……。  すみません。ちょっとお待ちください。  ですね。3,000万円程度の入札だったんですが、一般競争ということで競い合っていただいて、5,000万円程度で売れたというのが実情でございます。以上でございます。 66: 分科会長(市野善隆)  何社ありましたかは分かりますか。 67: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  入札に関しましては、2社ございました。以上でございます。 68: 総務部長(松岡孝幸)  先ほどの伊藤委員の話ということで、この旧大山田終末処理場なんですけれども、これもかねてから、どうしようかなというようなところ、市のほうでも検討の材料となっておったかというところがございまして、やはり市の持っておる用地ですもので、何かこう事業化とか、事業を考える上で、いつも候補になるわけなんですけれども、その都度、ああいう建物が建っておるのに、なかなか次の利用ができないよねみたいな話になりますし、さきの議会とかでも御答弁したんですけれども、やはりあれを、やっぱり昔──昔という言い方はあれか分かりませんけれども──あれだけの建物ですので、やはり行政が処分をした上で、更地にしないと売れないだろうといいますか、売れないはずだよみたいな考え方がちょっと蔓延しておったところがありまして、そういうところでちょっとその後の利用について検討をできかねておったという部分がありました。  ただ、先ほど主幹のほうからも話をしましたけれども、時勢も変わりまして、やはり住宅開発に関するニーズの高まりもある中で、事業者の方から幾つかの御提案といいますか、自分のところが壊してでもあの土地を利用したいんだという申出等もいただきまして、その中でいろんな対話を重ねていく中で、これは取壊しも含めて、民間事業者に委ねることで、再利用ができるんじゃないのかなと。  しかも、市としましては、そちら、今後は住宅が開発される予定なんですけれども、そこの住宅を民間事業者に開発していただいて、家を建てていただいてお住まいいただくことになれば、その後の市のほうに入ってくる税収であるとか、そういうことも期待できるということもありますので、これは不動産の売買は、タイミングとかということもありますが、やはり競争というか、入札に付して、民間事業者の応札に期待するべきなんじゃないかなという結論に至りまして、今回このような形で、5,005万円で売れたという結果になりました。  やはりこれは当初から、この施設はもうこのままだよねというような考え方じゃなくて、何とか再利用であったりとか、次の展開を考えるということで、職員も一歩踏み出して考えていただいて、このような結果になったということで、非常にうれしく思っているということでございます。以上でございます。 69: グリーン資産創造課主幹(公共施設マネジメント担当)(二木 健)  1点修正させてください。  先ほど入札のほうで、売買価格、市が想定しておったのは3,000万円ぐらいというお話だったんですが、実際には、1,700万円で入札を行ったところ、候補者の中から5,005万円という価格で落札されました。以上でございます。 70: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はございませんか。 71: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。  最後に、会計年度任用職員制度についてお伺いしたいと思います。  決算成果報告書の1ページ目の決算概要の真ん中あたりに、会計年度任用職員制度の導入により、人件費が10億円増加したというふうにあります。  少しここの内容を詳しく教えてほしいということと、決算成果報告書の20ページの働き方改革サポート事業費のところで、真ん中あたりの事業内容のところに、子ども未来局、教育委員会事務局などと分担しながらとあるので、この部署がそういった方たち、職員形態というのか、そういうところを調整、調整しやすいというのか、忙しいときとそうでないときと差がある部署なのかなと思うんですが、ちょっとそういったことも教えていただきたいです。  10億円増となったということで、非正規雇用には反対ですし、やっぱり労働者の方の条件はよい中で働いていただきたいというのは思うんですけれども、この会計年度職員制度の導入によって、この人件費の収支といいますか、そういったものがどうなったのかというのを教えていただきたいです。 72: 分科会長(市野善隆)  多屋委員、20ページの働き方改革のことは人事課になりますが、この後の市長公室のほうになりますので、決算概要のほうで、この財政でつくられました、この10億円、会計年度任用職員制度のところで人件費10億2,456万7,000円の増加ということで、財政的な話として御説明いただけますか。お願いします。 73: 総務部長(松岡孝幸)  総務部長、松岡でございます。  こちら、1ページに記しました決算概要の中で、御指摘のとおり人件費が10億円ほど増えたというような記載がございますのは、地方財政状況調査、いわゆる決算統計という、総務省に提出する調査があるんですけれども、今までは臨時的任用職員という扱いが会計年度任用職員という扱いに変わる中で、今までは臨時的任用職員の経費の性質は物件費として上げさせていただいておりまして、それが、物件費ではなくなって、会計年度任用職員給でありますので、人件費という性質に扱いが変わったという意味で、いわゆるこの性質上の人件費という部分が10億円ほど増えましたというような記載の内容となっております。  裏を返しますと、その分、物件費にありました臨時的職員の任用の賃金というものは減るわけなんですけど、その子細につきましては、後のほうの人事課のほうから御説明できると思いますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。 74: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 75: 分科会委員(多屋真美)  はい。 76: 分科会長(市野善隆)  ほかにありませんか。  よろしいでしょうか。皆さんよろしいですか。いいですか。  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内のとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行います。よろしくお願いいたします。  以上で、総務部等、所管部門における審査は終了しました。  ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。  暫時休憩をさせていただきます。                                     午前11時58分 休憩                                     午後1時00分 再開 77: 分科会長(市野善隆)  休憩前に引き続き決算特別委員会・総務安全分科会を再開します。  再開前に一言、委員の皆さんに御報告申し上げます。  先ほど質疑がございました、出資金の一覧表の資料がお手元に配付されておりますので、よろしくお願いをいたします。  それでは、総務部次長、よろしいでしょうか。お願いいたします。 78: 総務部次長兼総務課長(山口勝國)  総務課長の山口でございます。  先ほど午前中に水谷真幸委員のほうから、119ページ、文書広報費の中の役務費の残額2,027万3,151円、この残額についての御質問でございます。  こちらにつきましては、全庁分の郵便料金の残ということでございます。これは、昨年度から郵便料金の削減に向けた取組を全庁的に行っておる中で、可能であれば郵便からメール等で変更できるものについては変更を促した結果によるものでございます。以上、よろしくお願いいたします。 79: 分科会長(市野善隆)  水谷委員、よろしいですか。 80: 分科会委員(水谷真幸)  理解しました。 81: 分科会長(市野善隆)  それでは、総務部次長兼総務課長には退席していただきます。                (総務部次長兼総務課長退室)  これより市長直轄組織及び市長公室所管部門の審査を行います。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。  本議案中、市長直轄組織及び市長公室所管部門について、当局に説明を求めます。 82: 統括監兼市長公室長(加藤眞毅)
     それでは、統括監兼市長公室長の加藤でございます。よろしくお願いいたします。  ただいま議題となりました議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定についてのうち、防災・危機管理課、市長公室の所管部門につきまして、お手元の決算成果報告書、歳入歳出決算書から御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。着座にて説明させていただきます。  説明には項目が多くの課にまたがっておりますが、できる限り端的に御説明をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、令和2年度決算成果報告書を用いまして御説明を申し上げます。  それでは、令和2年度決算成果報告書の16ページ、項11の決算成果報告書、主な決算成果報告事業目次をお願いいたします。よろしいでしょうか。  この目次の中から令和2年度の防災・危機管理課及び市長公室所管部門の主要事業の概要を説明申し上げます。  なお、決算成果報告事業につきましては、当初予算参考資料を掲載した事業を基本とし、各補正予算で新規に計上した主要な事業があれば追加で掲載することといたしております。  また、当初予算参考資料と比較しやすいように、事業の進捗のほか、その事業が目指す効果についても掲載し、今後の方向性の欄を設け、決算成果を踏まえた事業評価の取組も行っておりますので、よろしくお願いいたします。  それでは、まず市長公室からは、ふるさと応援寄附推進事業費と次世代モビリティ推進事業費の2事業について御説明を申し上げます。  それでは、決算成果報告書の24ページを御覧ください。  まず、事業名称、ふるさと応援寄附推進事業費について御説明いたします。  事業目的につきましては、ふるさと応援寄附金の返礼品の充実により、本市の魅力をPRし、寄附意欲を高め、歳入の確保と市内事業者の収益向上による経済の活性化を図ること。また、桑名市及び特産品等の認知度を高めることで、ブランド力の向上につなげていくことを目的としております。  事業内容につきましては、寄附者に対し、本市の特産品や魅力を伝えられる記念品、または本市のPRや来訪、交流につながる記念品等を返礼品として送付しております。また、寄附金は、ふるさと応援基金などに積み立て、翌年度以降、寄附者の希望する事業等に充当して活用しております。  事業成果といたしましては、令和2年2月以降の新型コロナウイルス感染症拡大に伴う巣籠もり消費の影響により、お米を返礼品として希望される寄附申込みが殺到したことと、米油や精肉、ハマグリ等、本市の人気の特産品についても例年より寄附額が伸びたため、寄附件数は4万7,031件、寄附額は6億8,167万1,000円となり、令和元年度に引き続き2年連続で過去最高の寄附金額となりました。  決算額につきましては、事業費合計は3億5,585万8,000円を支出し、その財源といたしましては、地域振興基金繰入金より2億7,581万9,000円、発送事務負担金が3万3,000円、ふるさと応援寄附記念品料徴収金が1万1,000円を充当しております。  今後の方向性につきましては、総務省によるふるさと納税の指定制度の枠組みを遵守しつつ、魅力ある返礼品の発掘を続けながら、既存返礼品も含めPRに努めてまいります。  次に、決算成果報告書の26ページを御覧ください。  事業名称、次世代モビリティ推進事業費について御説明をいたします。  事業目的といたしましては、少子高齢化社会の進展に伴い公共交通に関する社会情勢の変化に対応するため、従来の移動手段に代わる新たな交通ネットワークの検討及び自動運転の実現可能性の研究を行い、持続可能な公共交通システムの構築を目指そうとするものでございます。  事業内容につきましては、自動運転バスの実証実験を実施し、技術的データやアンケート等の検証を実施したほか、有識者、地域住民、民間バス事業者などをメンバーとする研究会において、次世代モビリティー導入による新たな公共交通ネットワーク構築に関する研究を進めてまいりました。  事業成果といたしましては、令和2年9月に団地におけるバス路線維持の観点から、大山田団地内で自動運転バスの実証実験を行い、約2.5キロメートルの周回ルートの区間を190名の方に体験乗車していただきました。乗車していただいた方へのアンケート結果では、自動運転技術への信頼度や公共交通への自動運転導入の期待度に向上が見られております。  他方で、運転手の負担軽減に向けた運行方法や複雑なルートでの走行に向けた技術的な改良など、今後の社会実装に向けた課題が見えてまいりました。  決算額といたしましては、事業費総額は732万2,000円を支出し、財源につきましては、県の高齢者等の移動手段の確保に向けた地域モデル事業費補助金300万円とふるさと応援基金繰入金432万2,000円を充当しております。  今後の方向性につきましては、自動運転等次世代モビリティーを活用した移動サービスの実現に向け、初期投資や運営コストにも留意し、最適な車両を活用した実証実験を実施することで事業モデルの検討を行ってまいります。  あわせて、次世代モビリティ社会実装研究会など関係各所と連携し、実証実験から得られた技術面、ビジネス面での課題を整理してまいります。  続きまして、防災・危機管理課の事業について、防災の理事から御説明を申し上げますので、よろしくお願いいたします。 83: 理事(若林直樹)  理事の若林でございます。よろしくお願いいたします。  私からは、令和2年度決算成果報告書のうち、避難行動要支援者名簿更新事業費と防災拠点施設整備事業費の2事業について御説明を申し上げます。  お手元の決算成果報告書の93ページを御覧ください。  事業名称、避難行動要支援者名簿更新事業費について御説明いたします。  事業目的につきましては、災害発生時に要介護者や障がい者などの避難行動要支援者の円滑な避難のためには、事前の準備を進め、迅速に避難支援などを行うことが必要となります。そのため、災害時の避難行動に支援を要する方を改めて把握し、名簿を作成するとともに、自主防災組織、自治会、民生委員などにも提供することで、災害時に安否確認や避難支援を的確に行える体制を構築するものです。  事業内容といたしましては、避難行動要支援者名簿を作成するものです。  事業成果といたしましては、名簿掲載基準を見直し、災害時の避難行動に支援を要する方を改めて把握して名簿を作成するとともに、自主防災組織、民生委員などに提供を行いました。  決算額といたしましては、事業費合計は240万3,000円で、財源につきましては、県支出金といたしまして111万4,000円、ふるさと応援基金繰入金として128万9,000円となっております。  今後の方向性につきましては、災害時に真に有効な名簿となるよう定期的に更新を行ってまいります。  続きまして、決算成果報告書の94ページ、次のページを御覧ください。  事業名称、防災拠点施設整備事業費について御説明いたします。  事業目的につきましては、災害発生時における災害応急対策の円滑化を図るため、また、平常時において市民の防災に関する知識の普及及び防災意識の高揚を図るため、防災活動拠点を整備するものです。  なお、本事業は、平成27年度に施設調査及び設計業務、用地買戻し、平成28年度に既設市道拡幅工事、平成29年度から造成工事を実施し、令和元年度から建築工事を実施しております。  事業内容につきましては、令和元年度から繰り越しました建築工事及び拠点施設に配備する資機材、フォークリフトや医療救護所用エアテント、非常用発電機などの整備でございます。  事業成果につきましては、予定どおり整備を行い、多くの議員の皆様に御臨席賜りましたが、11月1日に竣工式を行い、供用を開始いたしました。  決算額といたしましては、事業費合計は1億8,567万円で、財源につきましては、県支出金として地域減災力強化推進補助金が53万7,000円、地方債として緊急防災・減災事業債が1億6,450万円、一般財源が2,063万3,000円となっております。  今後の方向性につきましては、施設の維持管理に努めるとともに、3月に実施した訓練等の検証を踏まえ、さらに必要な資機材について整備を進めるなど、有事の際に対応できる体制を整えてまいりたいと考えています。  決算報告書に基づく報告は以上になります。  続きまして、一般会計決算につきまして、政策創造課、西田次長から説明を申し上げます。 84: 市長公室次長兼政策創造課長(西田喜久)  政策課、西田でございます。よろしくお願いをいたします。  それでは、歳入歳出決算書の114、115ページをお願いいたします。114、115ページでございます。  説明は、決算書の右側のページの備考欄に沿って所管部門の主な内容を御説明させていただきます。  まず、下段の款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄の特別職給及び一般職給につきましては、市長、副市長及び一般職員164人分の給料、職員手当、共済費でございます。  次の会計年度任用職員給につきましては、令和2年度から制度が変わりました会計年度任用職員の報酬及び給料、職員手当、共済費でございます。  次の功労者等表彰経費につきましては、消防団員等表彰規程などに基づく表彰経費でございます。  次の交際費につきましては、慶弔対応や会費等の経費でございます。  次の市長会等負担金につきましては、全国、東海及び県の市長会等への負担金でございます。  続いて、116、117ページをお願いいたします。  備考欄一番上の秘書事務費につきましては、自動車の借り上げや事務用消耗品、秘書事務等に係る経費でございます。  次の男女共同参画推進費につきましては、男女共同参画審議会や女性弁護士法律相談の開催経費及び事務費等でございます。  次の行政情報化事業費の各システム事業費につきましては、システムの保守管理と機器の賃貸借料及び地方公共団体情報システム機構への中間サーバープラットフォーム運用経費負担金等でございます。  次に、三つの大項目を飛ばしまして、地域生活安全対策助成金につきましては、各種団体と連携を図り、地域安全活動を推進しております桑名地域生活安全協会への補助金でございます。  次に、防犯灯設置補助金につきましては、防犯灯を設置する自治会への補助金でございます。  次に、四つの大項目を飛ばしまして、SDGs推進事業費のうち多文化共生推進事業費につきましては、多言語電話通訳サービス利用料や外国人市民ニーズ調査業務等に要した経費でございます。  次の防犯カメラ設置補助金につきましては、安全・安心なまちづくりのために自治会が設置した防犯カメラの設置費用の一部を補助するものでございます。  続いて備考欄の一番下、同款・同項・人事管理費につきましては、年度末に退職者がありましたことから、退職手当へ流用を行ったものでございます。  次に、目2.人事管理費、備考欄、退職手当につきましては、職員36人分の退職手当金等でございます。内訳といたしましては、定年退職者が3人、普通退職者等が33人でございます。  続いて、1枚ページをめくっていただきまして、118、119ページをお願いいたします。  備考欄の一番上の特別職報酬等審議会運営費につきましては、審議会委員の報酬でございます。  次の職員倫理審査会運営費につきましては、外部委員への報酬でございます。  次の公務災害補償費につきましては、地方公務員災害補償基金への負担金でございます。  次の職員研修費につきましては、職員研修に要した経費でございます。  次の人事管理経費につきましては、職員の人事管理等に要した経費でございます。  次のスマート自治体推進事業費につきましては、働き方改革サポート事業委託経費や、併せて導入いたしました会計年度任用職員に係るシステム導入経費などでございます。  一番下、同款・同項・一般管理費からにつきましては、年度末に退職者がありましたことから、退職手当へ流用を行ったものでございます。  次の目3.文書広報費の備考欄、三つ目の広報費の広報活動費につきましては、広報くわな発行に係る経費などでございます。  次のホームページリニューアル事業費につきましては、ホームページリニューアルの事前準備に係る経費でございます。  次に、120、121ページをお願いいたします。  中段になります。中段の目6.財産管理費、備考欄中ほど、基金積立金、5番目の職員退職手当基金につきましては、今後の職員退職手当の財源として積立てをいたしました。  同じく下から4番目の文化振興基金につきましては、今後の文化振興事業の財源として積立てをいたしました。  同じく一番下の公共施設整備基金には、市民会館のネーミングライツ広告料の2分の1を今後の維持補修の財源として積み立てております。  続いて、1枚ページをめくっていただきまして、122、123ページをお願いいたします。  備考欄の上から三つ目の国際化推進基金につきましては、今後の国際化推進に資する事業の財源として積立てをいたしました。そのほか、各基金の利子収入等を積み立てております。  次に、目7.企画費、備考欄、ブランド推進事業費のうちブランド推進事業費につきましては、桑名ほんぱくの運営支援業務、住吉地区及び七里の渡周辺まちづくり推進事業の経費などでございます。財源につきましては、地方創生推進交付金などを充当しております。  次のブランド推進委員会運営事業費は、ブランド推進委員会の会議開催経費でございます。  次のパブリックリレーション事業費は、首都圏におけるPR事業や桑名フィルムコミッション事業の経費などでございます。財源につきましては、ふるさと応援基金繰入金などを充当しております。  次のふるさと応援寄附推進事業費は、さきに御説明をいたしましたとおりでございます。  次の一般事務費は、ブランド推進事業の旅費や事務用消耗品などに係る経費でございます。  次の国際化推進事業費につきましては、国際化推進検討委員会の会議開催経費でございます。  次の桑名・員弁広域連合負担金は構成市町の負担金で、総務費分の人件費等に係る経費でございます。  一つ飛ばしまして、スマート自治体推進事業費の次世代モビリティ推進事業費につきましては、さきに御説明をいたしましたとおりでございます。  次の一般事務費につきましては、旅費、消耗品等の事務経費でございます。  また、桑名市健康増進施設神馬の湯の源泉井戸ポンプ設備がオープン直前に急遽故障いたしましたことから、予備費を充用し、設備の取替えを行っております。  次の予備費充用額につきましては、ただいま説明をいたしましたとおりでございます。  次に、目8.情報推進費の行政情報化事業費のうち情報システム管理費につきましては、庁内システムの安定稼働のため、アウトソーシングに要した経費でございます。  次のネットワークシステム管理費につきましては、回線使用料や機器の保守及び賃貸借料に要した経費、またセキュリティークラウド利用に係る三重県への負担金等でございます。  次の情報政策事業費につきましては、オープンデータポータルサイトの保守及びオープンガバメント推進協議会への負担金でございます。  次の総合住民情報システム事業費につきましては、本年1月から稼働しております新住民情報システムの構築やデータ移行及び稼働後のシステム運用に係る経費でございます。  次のスマート自治体推進事業費のAI等活用推進事業費につきましては、各システムのライセンス及び構築費用、またウェブ会議の環境整備等に要した経費でございます。  次の一般事務費につきましては、地方公共団体情報システム機構への加入団体負担金や消耗品等でございます。  次に、124、125ページをお願いいたします。  目9.交通対策費、備考欄、ブランド推進事業費の北勢線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく北勢線運営支援補助金、また北勢線事業運営協議会負担金及び駅舎、駐車場の維持管理費などに要した経費でございます。
     次の公共交通対策費のうちコミュニティバス運行事業費は、市内8ルートのコミュニティバス運行業務委託料及び日の出橋方面への生活路線バス運行業務委託料などでございます。  次の養老線運営支援事業費は、市町負担割合に基づく養老線運営支援補助金及び一般社団法人養老線管理機構への負担金などでございます。  次のコミュニティバス等感染症対策費用等補助金は、新型コロナウイルス感染症対策としてコミュニティバス等運行事業者が取り組む費用に対しまして補助金を交付したものでございます。  次の公共交通感染拡大防止対策促進事業は、新型コロナウイルス感染症対策として公共交通事業者が取り組む費用に対しまして補助金を交付したものでございます。  次の一般事務費は、地域公共交通会議の開催経費や交通関係の各種期成同盟会負担金などでございます。  続いて、126、127ページをお願いいたします。  中段の目13.恩給及び退職年金費、備考欄の旧恩給組合条例給付費負担金は、旧多度町、旧長島町の職員であった方に係る三重県市町村職員共済組合への負担金でございます。  次に、目14.市民会館費、備考欄、施設管理運営費につきましては、会館及び立体駐車場の維持管理に要した経費でございます。財源の主なものは、市民会館使用料、施設占用料、使用光熱水費などを充当しております。  次の施設維持補修費につきましては、大ホールの屋根防水修繕、エレベーターの改修及び音響設備改修に要した経費でございます。  次に、ページを少し進めていただきまして、158、159ページをお願いします。158、159ページでございます。  目3.安全対策費の備考欄、交通安全啓発費につきましては、交通安全教室や啓発活動等に要した経費でございます。  次の駐輪場管理費につきましては、駐輪場施設の維持管理に要した経費でございます。  次の放置自転車等対策事業費につきましては、安全な通行の確保及び良好な都市環境の形成を図るため、放置自転車等の撤去、管理業務などに要した経費でございます。  次の交通遺児助成費につきましては、交通事故を起因として両親または父親、母親のいずれかを失い、遺児となった児童・生徒を激励するとともに、健全な育成を図るため、助成金などを支給したものでございます。  次の地域安全活動推進費につきましては、安全・安心な地域社会の実現に向け、生活安全指導員2名が市内全域で行いました防犯パトロール等に要した経費でございます。  次に、地域安全対策費のうち特殊詐欺根絶関係啓発費につきましては、近年多発しております特殊詐欺被害を防止するため、啓発物品の購入など啓発活動に要した経費でございます。  次の犯罪被害者等支援事業費につきましては、啓発活動に要した経費、また講演会の際に要した会場使用料及び公益財団法人三重犯罪被害者総合支援センターへの負担金でございます。  次に、高齢運転者安全運転支援装置設置補助金につきましては、高齢運転者の踏み間違い等による事故を防止するための安全装置を設置する費用の一部を補助するものでございます。  次に、またページを少しめくっていただきまして、196、197ページをお願いいたします。196、197でございます。  款9.消防費、項1.消防費、目7.災害対策費の備考欄、一つ目の緊急情報伝達事業費につきましては、J-ALERTに係る保守点検に要した経費でございます。  次の防災意識啓発事業費につきましては、自主防災訓練、普通救命講習及び防火防災訓練、災害補償等共済制度加入に要した経費でございます。  次の備蓄用物資購入費につきましては、指定避難所等に備蓄している食料の消費期限切れに伴う更新及び粉末消火器の更新等に要した経費でございます。  次の防災行政無線運営経費につきましては、防災行政無線の電気料金、保守点検などの運用に要した経費でございます。  次の防災施設管理費の城南河川防災センター管理運営費につきましては城南河川防災センター、また防災拠点施設管理運営費につきましては桑名市防災拠点施設、それぞれの光熱水費や警備委託などに要した経費でございます。  次の防災設備維持補修費につきましては、備蓄している資機材の維持管理に要した経費でございます。  次の防災施設整備費の備蓄資機材整備費につきましては、浸水想定区域内の避難所にゴムボートやライフジャケットなどを整備するとともに、避難所へ配備する感染症対策備品のほか、これらを保管するための防災倉庫等を整備するために要した経費でございます。  次の自主防災組織育成事業費につきましては、自主防災組織の防災活動に必要な資機材等の購入助成に要した経費で、42件の助成を行いました。  次の行政情報化事業費の要援護者台帳システム事業費につきましては、要援護者台帳システムの利用に要した経費でございます。  次に、避難行動要支援者名簿更新事業費、次の国土強靱化推進事業費のうち防災拠点施設整備事業費につきましては、さきに御説明いたしましたとおりでございます。  次の津波避難施設整備事業費につきましては、津波避難誘導デッキの整備に要した経費で、令和3年度の工事進捗予定に応じた前払金でございます。  次の一般事務費は、旅費や消耗品のほか、気象情報などの情報提供を受けるために要した経費でございます。  次の防災施設整備費、明許繰越分につきましては、桑名市防災拠点施設の建築工事、電気、機械設備工事等に要した経費でございます。  次の不用額のうち繰越明許分につきましては、桑名市防災拠点施設の整備事業費における入札差金のほか、津波避難施設整備事業について設計、施工一括発注に変更したことによる執行残でございます。  次に、またページが少し飛びまして、210、211ページをお願いいたします。210、211ページでございます。  ページの中段、款10.教育費、項5.社会教育費、目3.博物館費、備考欄のブランド推進事業費、特別展示費は、「三重刀剣紀行-甦る村正の煌めき-」として開催しました特別企画展に要した経費でございます。財源につきましては、文化事業助成金などを充当しております。  次に、資料保存事業費は、掛け軸と額装5件の博物館資料の修繕に要した経費でございます。財源には、刊行物等売払収入を充当しております。  次に、施設管理運営費の一般管理運営費は、主に博物館収蔵品データ管理システム借り上げ等の事務経費でございます。  次の施設管理費は、清掃や警備委託、また、新型コロナウイルス感染予防対策等に要した経費でございます。財源につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金などを充当しております。  次に、展示費の常設展示費につきましては、各企画展、常設展示の開催経費でございます。  次に、ページを1枚おめくりいただきまして、212、213ページをお願いいたします。  中段になりますが、目6.文化振興費、備考欄、ブランド推進事業費のうち文化財保護普及費は、イヌナシ自生地保護活動に係る経費、文化財の調査、保存や歴史教室の開催などに要した経費でございます。財源は、文化振興基金繰入金などでございます。  次の文化財保護事業補助金は、国指定重要文化財、諸戸家住宅、諸戸氏庭園の大規模修繕等に関する補助金等でございます。  次に、文化財保護事業費のうち、文化財保護審議会運営費は、審議会運営に要した経費でございます。  次の埋蔵文化財発掘調査費は、108件の発掘調査等を行い、これに要した重機の借り上げや測量等の経費でございます。  次の埋蔵文化財整理所管理運営費は、整理所の管理運営に要した経費でございます。  次の郷土館管理費は、郷土館の管理運営に要した経費でございます。  続きまして、文化事業開催費は、市民展の運営に係る桑名市文化協会への委託料が主な経費でございます。財源には、文化振興基金繰入金を充当しております。  次に、文化財総合データ管理システム事業費は、文化財の情報を一元的に管理し、公開するための経費でございます。  次に、文化団体育成事業費は、桑名市文化協会に加入する団体の育成や発表の場である市民芸術文化祭開催に要した経費でございます。  次に、基金積立金は、文化振興基金へ今後の文化振興事業の財源として積み立てるものでございます。  次に、一般事務費につきましては、文化振興に係る事務に要した経費でございます。  続きまして、目7.社会教育施設費、備考欄、施設管理運営費のうち、石取会館施設管理運営費は、石取会館の管理運営及び建物定期点検調査業務委託に要した経費でございます。  続いて、1枚ページをめくっていただきまして、214、215ページをお願いいたします。  備考欄、上から三つ目の六華苑施設管理運営費は、直営による運営を行いました六華苑の運営委託費でございます。財源には、六華苑使用料などを充当しております。  その下、施設維持補修費の六華苑施設維持補修費は、一番蔵外壁修繕や和蔵のふすまの修理に伴う費用でございます。  以上、令和2年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明させていただきました。  なお、御質問に対する答弁につきましては、各担当課長から申し上げます。  御審議賜りますようよろしくお願いをいたします。 85: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。ありませんか。 86: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。よろしくお願いします。  決算成果報告書の18ページと決算書の117ページ、多文化共生推進事業費126万円ですけれども、成果報告書の多言語電話通訳サービスの利用頻度はどのくらいでしょうか。  外国人住民に対するヒアリング結果の件数や回収率ほか、もう少し詳しく説明していただきたいです。  出された課題や対策はどのようなものがありますでしょうか。  それから、令和2年度で多文化共生策として何か大きな進展があったのか。例えば、何かの委員に外国籍の方を選任したとか、また、市内の外国人数や国籍数を把握されているんでしょうか。  あと、ちょっと2点続けていいですかね。 87: 分科会長(市野善隆)  どうぞ。関連しているということですね。 88: 分科会委員(多屋真美)  もう1点が、決算書の117ページ、男女共同参画推進事業費の39万円です。  男女共同参画と言われる中、支出が少ないように感じます。令和2年度で大きな進展はありましたでしょうか。例えば、委員会の女性割合が高くなったとか、市役所の女性管理職が多くなったとかという点でいかがでしょうか。  それから、もう1点が、決算成果報告書の23ページ、決算書の123ページのパブリックリレーション事業……。 89: 分科会長(市野善隆)  ちょっとそこで1回切りましょう。よろしいですか。  当局の説明、答弁を求めます。 90: 政策創造課女性活躍・多文化共生推進室長(石田由佳)  女性活躍・多文化共生推進室の石田です。よろしくお願いいたします。  まず、多屋委員からの御質問で、多言語電話通訳サービスの利用頻度についてでございますが、令和2年度は、5月から利用のほうを始めておりまして、年間151件の利用がありました。このうち、約半数は福祉関係の窓口で利用をされております。  続きまして、外国人住民のアンケートについてでございますけれども、まずヒアリングの結果ということで、回収の件数ですが、有効回答数としまして339件の方からアンケートの回答をいただいております。回収率なんですけれども、こちら、外国人の方に、まずアンケート用紙を郵送して回収という方法ではなくて、SNSを利用して回収を行ったものと、それと直接聞き取りをして行ったものになりますので、回収率というものは数字が出ておりませんので、よろしくお願いいたします。  あと、アンケート調査から分かってきた課題ということですけれども、まずアンケートは、外国人の方に今の住居、医療、子育て、教育、仕事、そういったこと、カテゴリーに対してアンケートを行ったわけでありますけれども、今回、全てのカテゴリーにおいて一番多かった答えというのが今現在困っていることはないということで、桑名市で大きな困難を抱えることなく生活をされていると想定はされるんですけれども、しかしながら、そういった中でも、困っているというふうに答えた方の共通点には、日本語ができない、分からないというものが多くありまして、たくさんの外国人の方が日本語について不安を抱えているということが分かりました。  2点目ですけれども、日本での習慣や生活ルール等についてお伺いをしましたところ、防災に関係する避難場所ですとか、災害時にどういった行動をしたらいいのか、どのように情報収集を行ったらいいのかということを知らないというふうに答えられた方が5割以上いらっしゃいました。  3点目ですけれども、地域活動と日本人との交流についてお伺いをしたところ、地域活動につきましては、参加したいというふうに考えてみえる方が約4割、日本人との交流につきましては、交流をしたいというふうに考えてみえる方が約5割いらっしゃることが分かりました。  そういったことから、今までの施策としましては、翻訳、通訳などの言語の問題ですとか、生活ルールといたしまして、ごみの出し方など地域との共生の問題を優先的に取り組んできたわけですけれども、このアンケートを実施したことにより、外国人の方が防災について大変意識が高いということが分かりました。  あと、令和2年度行った多言語多文化共生についての進展ということですけれども、まず、先ほどお答えいたしました外国人市民ニーズ調査において、初めて外国人の方に向けてアンケート調査を行ったということで、外国人の方の生活状況について把握することができたということ。  また、外国人の方への情報の提供については、外国人の方がよく利用される食材店とか飲食店等を訪問させていただきまして、チラシなどを配付して来店された外国人の方へ伝えていただくなど、広く協力をいただけることになりました。  また、市役所の窓口においては、先ほど御説明申し上げましたとおり、電話通訳のサービスを導入いたしましたことと、そういったことを進めてきたことから、少しずつではありますが、多文化共生が進んでいるというふうに認識をしております。  あと、その他、外国人の方の委員選任の件ですけれども、残念ながらまだこちらには至っておりませんので、今後検討をしていきたいと考えております。  あと、現在の外国人の人口、国籍の御質問ですけれども、令和3年の8月末時点で、外国人の方の人口4,759名というふうになっております。国籍別につきましては、現在56か国の国や地域の方がお住まいになっておりまして、一番多い国籍の方はベトナムの方というふうになっております。  続きまして、男女共同参画推進事業費の件で御答弁を申し上げます。  まず、令和2年度の事業費の内容ですけれども、こちらにつきましては、男女共同参画審議会の1回分の開催経費、それと、女性弁護士相談を行いました事業費と男女共同参画情報誌の発行経費というふうになっております。  例年でありましたら、こちらの中に男女共同参画の推進映画祭等、入ってくるんですけれども、映画祭のほうは、例年6月頃に予定をしておったんですが、コロナの関係で一旦延期となりまして、その後、会場とも相談していく中で、なかなかちょっと協議ができずに調整もできなかったことから、昨年度は中止というふうにさせていただきました。  令和2年度の女性の登用率の件ですけれども、令和3年の4月1日現在で、審議会等への女性の登用率は32.6%というふうになっております。以上です。よろしくお願いいたします。 91: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 92: 分科会委員(伊藤研司)  26ページの次世代モビリティーの話ですが、これって……。 93: 分科会長(市野善隆)  成果報告書でよろしいですね。
    94: 分科会委員(伊藤研司)  成果報告書、これって、気持ちは私は分かるんですよ。当局の書いている気持ちは分かるんだけど、現実的に考えると、今、トヨタなんかは世界的規模でやっておるわけですね。まちづくりから始めないと、現実問題として難しいものですね。トヨタなんかは、もうまちづくりから始めるわけですよね、静岡県で。  これ、桑名で、私らが普通考えると、大体桑名駅からあそこの八間通を通って赤須賀のほうまで、六華苑かそれぐらいまでしか現実問題としてなかなか難しいと思うね。やっぱり道路にきちんとレールというか、それ用のいわゆるガードレールみたいにやらなきゃいけないみたいだし、道路に埋め込みも必要みたいだし、そうなってくると、本当に、これ、大山田で何年に一体できるんですか、目標が。目標だけ言ってください。何年にどういうことができるか、具体的な目標。  というのは、民間であれば、当然これをやらなきゃ、潰れちゃうわけですよね。  私も障がい者の支援施設で数か所でやっていますけれども、現実的に目標があって、金がどれだけ動いている。それをしないと潰れちゃうわけですよ、事業所自体が。  行政は税金でやっているから、潰れないわけなんですよね。だから、そこに甘さがあって、一体いつまでに、どれだけのことできるのかということを具体的にお答えください、具体的に。気持ちは分かるんですよ。 95: 分科会長(市野善隆)  決算審査でございますので、令和2年度からの事業の内容とそれの総括をしていただいて、その後どうなるかということで、それも含めて答弁ください。 96: 政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏)  MaaS推進室長の森山です。よろしくお願いします。  自動運転につきましては、令和元年、令和2年度につきまして自動実験を実施してまいりまして、その中で自動運転の技術の検証、あと課題と、あと市民の方の社会需要性ということで実験をしてまいりました。  今年度につきましても、バス車両に限らず小型車両を用いて自動実験等を、また実施していきたいと思っておりますが、大山田地区に何年度に実際に自動運転が導入できるかというところですけれども、自動実験をした中で様々な課題が見えてきまして、実装に向けては、やはりまだ法規的なこともありますので、すぐには導入はまだ難しいかと考えております。  ただ、次世代モビリティーも様々な種類がございますので、市内の中で、限られた場所、走りやすい場所、走行環境とか、あとニーズとかを調査した上で、導入しやすい場所を検討しながら今後進めてまいりたいと思いますし、全国的にも自動運転の実証実験等は進んでおりますけれども、桑名市にあります次世代モビリティ社会実装研究会の中におきましても、そういった有識者の方や交通事業者等の意見等を踏まえて、今後も市内の交通ネットワーク全体を通して検討してまいりたいと考えております。 97: 分科会委員(伊藤研司)  役所的な答弁をやめてほしいんですよ。そんなの、民間で私たち、やっていたら、とっくに潰れるんですよ。  いつまでに何をやってどうするかということ、具体的に、どこでやるかって。  あなたの今の発言、研究者を集めてどうのこうのとやっていくって。そんな甘いことやれますか、今、民間で。障がい者の団体で事業団体でできますか。できないですよ。そこにあなた方の行政としての税金で飯食っている人の甘さがあるんです。  だから、いつまでに何をやるかという具体的目標をきちんと上げてからやらないと、これ、毎年繰り返しておるだけですよ。私もこれ、乗りましたけどね。そこがやっぱり甘いんですよ。  何が一体どこで何ができるかということを具体的にやらないと、あなたの行政的な答弁だけなんですよ、それは。誰でもできるんです、それは。  そういう答弁は、私、市長公室長、やめていただきたいです。そういう、ああいう研究をやっていく、どうのこうのって。いつまででも研究をやっているんじゃないですか、これ。  いつまでにやるかということ、具体的に目標があって何をやるかということですよ。それは今言えますか、あなた。 98: 政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏)  MaaS推進室長の森山です。  具体的に何年度にどういったものを導入というのは、まだ今はっきり分からないところがございます。  ただ、国のほうも自動運転のほう、目標を立てて動いているところもありますので、現時点の課題等を見据えながら進めたいと思っております。 99: 分科会委員(伊藤研司)  くどいようですけど、課題なんか、誰でも分かっているんですよ。私も、ど素人ですけど、何が課題か分かっていますよ。  あなたはプロなんですよ。プロなんです。プロだったら、やっぱりそれをきちんと目標を立てていつまでにこうするかということ。  私はトヨタのやつを見て、静岡県のあれができたの、大ざっぱなやつを見て、やっぱりまちづくりから始めないとできない、道路整備からしなきゃできないということは、やっぱり分かってきたんですよね。  そういうことを含めて、あなたはどこまで見学に行きましたか。 100: 政策創造課MaaS推進室長(森山忠宏)  具体的に現場を、まだ視察等はしていないんですけれども、次世代モビリティ研究会で群馬大学の方が委員としても入っておりますけれども、委員の方と情報共有等はさせていただいてはおります。 101: 分科会委員(伊藤研司)  伊藤研司です。  何遍も言いますけど、これは、市民の税金がかかっているんですよ。自分の金だったらどうするかということです。  民間だと自分たちで稼いで、それを投資してやるんですよ。できなかったら潰れるんです。例えば、見学に行きます、あれで。それができなかったら潰れちゃうんですよ。そういうことを考えてやってください。  できたら、トヨタの本社へ行って、どういうことですかって聞いてきてください。自分の銭で行って、と私は思います。以上です。 102: 分科会長(市野善隆)  答弁、要りますか。 103: 分科会委員(伊藤研司)  要りません。甘い。 104: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 105: 副分科会長(森下幸泰)  まず、1点ですけれども、決算書のほうの117ページの説明で、先ほど退職手当の説明で、定年の退職者が3名で、それ以外の退職者が33名ということでした。意外と定年以外の退職の方が多いなと思ったんですけれども、その原因というのは、理由というのは、どういったあたりを理由で定年前に退職されているんですか。 106: 人事課長(位田壮平)  人事課、位田です。よろしくお願いいたします。  退職された方の理由なんですけれども、まず、増えた要因といたしましては、会計年度任用職員の方が令和2年度から制度を移行しまして、会計年度任用職員のフルタイムの方については、退職手当の対象になっておりまして、1年で退職された方も数名いらっしゃいますので、前年度に比較して会計年度の方が辞められた退職手当の人数がまず増えております。  退職された理由としましては、いろいろ家庭の事情であったりとか、自己都合で退職される方も複数名いらっしゃいますので、その辺は例年どおりかなと思いますので、お願いいたします。 107: 副分科会長(森下幸泰)  ちょっと心配だったのは、心身の不調とかでという方がもし見えられるようだったら、その辺のケアをしっかりしていただきたいなと思って質問させていただきました。  もう1点なんですけれども、成果報告書のほうの22ページのブランド推進事業費なんですけれども、こちらの中でブランドポータルサイトの構築運営というふうにあるんですが、これというのは、トリップアドバイザーと一緒になって作られているサイトのことなんですかね。前から観光ガイドのページだったと思うんですけど、どちらが当たるのかなと思いまして。 108: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)  ブランド推進課長、水谷です。  先ほどの件ですが、トリップアドバイザーではなくて、NPO法人ORGANというところと一緒に開発しておるというふうに聞いております。 109: 副分科会長(森下幸泰)  そうすると、今、私が言ったトリップアドバイザーがちょっと一緒にというところも、結構そういった観光のブランドをアピールしているようなサイトになっているのかなと思いますし、従来からある観光ガイドも、市内の観光をまとめたサイトになっていますし、そういうのがいろいろあって、本当に見てほしいのがどこかよく分からないという状況になっていますし、その辺りはしっかり統合もして無駄をなくしてやっていただきたいなというふうに思いますので、今後どんなふうに考えてみえるか、教えてください。 110: ブランド推進課長兼六華苑長(水谷芳春)  ブランド推進課長、水谷です。  確かに複数いろんなサイトがあるというふうには分かっておりますので、その辺、うまく連携が取れるように整理をしていければと思っていますので、よろしくお願いいたします。 111: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。 112: 副分科会長(森下幸泰)  分かりました。  重ねてになりますけど、本当にちょっとあの辺、ホームページのトップにもバナーが並んでいたりとか、一体どこが見てほしいのかよく分からない状況になっていますので、その辺をしっかり精査してやってください。 113: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はございませんか。 114: 分科会委員(伊藤研司)  よく多文化共生とか外国人の方の問題、よく先ほども言われます。  しかし、私から見たら、もう冊子作りのための冊子作りはやめていただきたいと思います。それは、もう介護事業でも思いました。  どうして私がこんなことを言うかというと、10年ぐらい前に大山田の団地で、大山田の公団のところで、あそこ、市道なんですけど、そこに外国人の人がいっぱい車を停めていました。なかなか走れないんですよ。それと、上から、ごみ袋を落としてくるという苦情がありまして、それをどういうふうにやったかというと、当時の自治会長とか、私、ここに桑名市の3階でブラジル語の話せる女性の方がみえました。その方にブラジル語と日本語と英語で作っていただいて、それを私、自治会長と一緒に大山田の交番の人と一緒にビラを3回ぐらいまきました、行って。  そうするとぴたっと止まったんです。今では、ブラジルの方たちが自分たちで資源ごみの回収までやっているんですね。  ですから、冊子を作らなくても、もう具体的に問題があれば、動けば分かるんですよ、それは。役所の人は冊子を作ったからこれでというので、もうそういう時代は、私は終わりにせにゃいかんと思っています。  具体的に自分たちが率先して動けば、勤務中にでも行って動けば、それは交流ができるんですよ、と私は思いますので、もう冊子作りのための冊子作りはできるだけやめていただきたい。  それは、今、いわゆる産業部長が課長のときに分厚い冊子を田中副市長のときに作りました。あなたは、この前聞いたら管轄外で答弁できませんと言われたけど、あれは無駄なんです、ああいうことは。  そういうのをやめていただきたいという意味で、あえて言わさせていただきました。以上です。 115: 分科会長(市野善隆)  答弁は。 116: 分科会委員(伊藤研司)  要りません。 117: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 118: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。よろしくお願いします。  会計年度任用職員制度のことについて伺います。決算書の119ページ、決算成果報告書の20ページです。  先ほど総務部の方に、会計年度任用職員制度導入によって人件費が10億円増えたというふうに成果報告書に書かれていたので、そのときも聞いたんですけど、今までは非正規の方が人件費じゃなくて物件費という項目だったというのを聞きまして、何かちょっとひどい、というふうに思っているんですけど、実際にこの会計年度任用職員制度をやる前の非正規の方の物件費、人件費と、導入してからの非正規のこの会計年度任用職員制度職員の人件費の収支というのはどうなったかというのが分かれば教えてください。  この成果報告書の20ページに、子ども未来課や教育委員会の事務局等々、分担しながらというふうに、事業内容の真ん中あたりに書かれているので、この部局が会計年度職員を、結構必要とする部署なのか、忙しいときとそうじゃないときと差があるからなのかとか、そこら辺のことも教えてください。 119: 人事課長(位田壮平)  人事課、位田でございます。  最初に、会計年度任用職員の制度移行に伴う総額といいますか、以前は賃金で物件費だったわけなんですけれども、今回から一般会計年度職給ということで人件費に入ってきております。  ただ、会計年度任用職員の場合は、以前各課で組んでいたところでございますので、ちょっとこちらで決算ベースで集計した情報になりますので、よろしくお願いいたします。  令和元年度の決算ベースですと、人件費の中に一部嘱託職員の方については一般職給で組んでおりましたので、そこも含めて会計年度の移行に伴う増減ということになりますけれども、令和元年度の決算額としまして、大体11億円ぐらいの人件費、物件費の部分も含めて組んでおりました。その額が令和2年度の決算額としまして、大体11億6,000万円ということで決算額で見込んでおります。  大体、制度移行に伴って6,000万円ぐらいの増額になっているかなというふうに見込んでおりますので、よろしくお願いいたします。  あと、もう1点の働き方改革サポート事業の子ども未来局と教育委員会事務局との分担ということなんですけれども、こちらの会計年度任用職員の方とは別になりまして、職員の給与ですとか、会計年度任用職員に当たる事務手続なんか、人事関係の業務について、それぞれ教育委員会は教育総務課、保育所の部分については子ども未来課のほうが担っておりますので、その業務を全体的な業務、同様な業務もございますので、人事課のほうに集約するという意味で、そちらのほうに派遣職員の方を行っていただきながら、業務のすり合わせをしつつ、人事課のほうで一元的に業務ができるように、今現在取り組んでいるところでございますので、役割として人事業務が子ども未来局にも教育委員会の教育総務課にもあるということで、分担してというような表現になっておりますので、よろしくお願いいたします。 120: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 121: 分科会委員(多屋真美)  はい。 122: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。
    123: 分科会委員(渡邉清司)  渡邉です。  この成果報告書の93ページの避難行動要支援者名簿の更新というのか、作るについてですけど、民生委員や自治会長や組織に安否確認や避難支援を的確に伝える体制を構築するのはよく理解できるんですが、要介護者や障がい者の避難行動の要支援の必要な方々に対して、実際として、例えば民生委員の方や自治会長がこの人らを助けに行けるという、災害が起きたときに、呼ぶことが物理的に正解やろうか、ここらはよく分からないですが、障がい者と一概に書いてあるんですが、いろんなパターンがあると思うし、要支援を受ける要介護の認定者の方もいろんな方がみえると思うんですよ。こんな方がみえますよというのは必要だと思います。でも、それがもう少し細部にわたってのいろんな考え方というのは必要じゃないでしょうか。 124: 防災・危機管理課長(都築 琢)  防災・危機管理課の都築です。よろしくお願いいたします。  確かに委員がおっしゃられますように名簿の中にはいろんな方がおみえになります。正直申し上げまして、私どもより地域の自治会長、民生委員のほうがよく御存じです。  そういった中で、実際にどういうふうな形でその方たちを支援していくのかというのが、本来、個別支援計画というのを作成して、それを基にどういうふうな支援者の方が、どこへ避難をしていただくので支援が必要だというところを細かく決めていくということが、今後必要になってくると思います。  その個別避難計画を作成する基になるのはこの名簿というふうに理解しておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 125: 分科会委員(渡邉清司)  頼むよ、ちゃんと、そこらね。しっかりした、もっと細かいものを作ってあげて。ありがとう。 126: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 127: 分科会委員(渡邉清司)  はい。 128: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。ありませんか。よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。  以上で市長直轄組織及び市長公室所管部門における審査は終了しました。  ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。                   (理事者入退室)  これより市民環境部所管部門の審査を行います。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。  本議案中、市民環境部所管部門のうち、まず一般会計歳入歳出決算について、当局に説明を求めます。 129: 市民環境部長(後藤政志)  市民環境部の後藤でございます。どうぞよろしくお願いをいたします。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部の所管部門につきまして御報告を申し上げます。  座って失礼をいたします。ありがとうございます。  それでは、令和2年度決算成果報告書、主要な施策の成果を御用意いただきたいと思います。51ページのほうをお願いいたします。51ページです。よろしくお願いします。  埋立最終処分場環境整備事業費でございます。決算額は1,862万円でございます。  まず、事業目的でございますが、桑名市一般廃棄物埋立最終処分場計画書に基づきまして、東汰上地区に設置をしております埋立最終処分場に擁壁を設置することで、周辺の道路や田畑への土砂等の流出等の危険性を排除して、安全で適正な施設管理を継続していこうとするものでございます。  そのため、事業内容にございますとおり、供用開始から30年以上経過をしております埋立最終処分場について、適正な施設管理の向上を図るとともに、土砂等の収容能力を向上させるため、擁壁の設置に向けまして、地質地盤調査、測量、工事設計を行いました。  また、地元自治会に対しまして、埋立最終処分場の適正な事業運営のための環境保全への協力も併せて行っております。  事業成果といたしましては、先ほど事業内容で御説明をさせていただきましたとおり、桑名市一般廃棄物埋立最終処分場に擁壁を設置するため、埋立最終処分場の地質調査と埋め立てされた土砂等の保管量の測量を実施し、その結果を踏まえまして擁壁の設置工事を実施するための予備設計を行ったところでございます。  最後に、今後の方向性につきましては、令和2年度に行いました予備設計を踏まえまして、令和3年度に擁壁を設置する工事を実施するための実施設計を行いまして、令和4年度から令和5年度にかけて擁壁の設置工事を実施してまいりたいと考えております。  また、擁壁設置工事の施工に際して、埋立最終処分場の周辺地域の住民の皆様に御迷惑をおかけすることのないよう、擁壁設置工事の着手前と着手後に家屋調査を実施することといたしております。  以上、令和2年度決算成果報告書のうち、市民環境部の所管部門の主要な施策について御説明を申し上げました。よろしく御理解いただきたいと思います。  引き続きまして、市民環境部所管の決算につきまして、主管課長から一括して御説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。 130: 戸籍・住民登録課長(寺村良則)  戸籍・住民登録課、寺村でございます。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、市民環境部所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。  それでは、お手持ちの令和2年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の120ページ、121ページをお願いいたします。120ページ、121ページをお願いいたします。  款2.総務費、項1.総務管理費、目6.財産管理費、備考欄、基金積立金の一番下でございますが、公共施設整備基金3,294万5,935円のうち789万2,000円につきましては、桑名市斎場おりづるの森の今後の整備等に要する経費の財源として、斎場使用料の一部などを本基金へ積み立てたものでございます。  少しめくっていただきまして、128ページ、129ページをお願いいたします。128ページ、129ページでございます。  目15.人権政策費、備考欄、人権政策推進費の各種団体事業費補助金19万1,000円につきましては、同和問題の早期解決のために活動する団体への事業費補助金でございます。  一般事務費56万5,707円は、公用車借上料などのほか、人権政策課業務に必要な事務的経費でございます。  啓発事業費14万8,821円は、同和問題啓発推進協議会などの会議に要した経費が主なものでございます。  次に、人権センター費の施設管理運営費156万381円は、人権センターの施設維持管理に要する経費でございます。  啓発事業費295万4,903円は、各種人権講演会、学習会、人権週間に行う人権フェスタの開催、啓発チラシの作成などの啓発事業に要した経費でございます。  人権相談事業費21万4,400円は、人権相談に要した経費でございます。  各種団体補助金252万4,000円は、行政と地域が一体となり、差別のない明るいまち桑名の実現を目指して人権啓発を推進する組織として各地区に設立されております地区人権啓発推進会への活動補助金などでございます。  各種団体負担金74万8,700円は、人権擁護委員協議会などへの負担金でございます。  一般事務費8万4,431円は、複合プリンター使用料等の事務費でございます。  次に、PFI事業費1,413万9,201円につきましては、くわなメディアライヴ内にあります人権センターの維持管理等に係るPFI事業経費でございます。  次に、132ページ、133ページをお願いいたします。132ページ、133ページでございます。下の段になります。  項3.戸籍住民基本台帳費、目1.戸籍住民基本台帳費、備考欄、戸籍住民基本台帳事務費1,361万58円につきましては、戸籍、住民基本台帳、印鑑登録などの入力業務委託や諸用紙の印刷製本費などでございます。  次に、印鑑登録事務費21万9,428円につきましては、くわな市民カードの作成経費でございます。  1枚めくっていただき、134、135ページをお願いいたします。  行政情報化事業費の住民情報システム事業費1,955万1,624円につきましては、戸籍・住民登録課、大山田・多度・長島の各地区市民センター、また、サテライトオフィスで行う戸籍、住民基本台帳などの届出や証明書の発行業務に係る電算システムなどの経費でございます。  証明書コンビニ交付サービス事業費1,734万7,204円につきましては、コンビニ交付サービスに係るシステム関連委託料、負担金などでございます。  総合住民情報システム事業費1,392万1,820円につきましては、住民基本台帳システム及び戸籍付票システムの改修費用や住民票の電子申請システム関連経費などでございます。  戸籍システム再構築事業費2,200万5,489円につきましては、戸籍システムの更新に合わせてシステムの再構築を行った経費でございます。  次に、個人番号カード交付事業費7,857万7,826円につきましては、個人番号通知書やマイナンバーカードの作成等に伴う事務経費について、地方公共団体情報システム機構、いわゆるJ-LISに対して委任する経費やマイナンバーカードの交付などに要する経費でございます。  なお、地方公共団体情報システム機構への負担金について、事務委任に係る交付金の請求上限見込額1億169万5,000円を予算計上しておりましたが、最終確定額が6,099万2,000円となりましたことから、4,000万円余りの不用額が生じました。  次に、一般事務費1,055万4,611円につきましては、戸籍・住民登録課で使用する事務用消耗品、ファクスや複合プリンターに要する経費及びサテライトオフィスの施設管理経費などでございます。  次に、少し飛びまして、156ページ、157ページをお願いいたします。156、157ページでございます。下の段になります。  款3.民生費、項4.環境保全対策費、目1.環境保全対策総務費、備考欄、環境審議会運営費4万4,140円につきましては、桑名市環境審議会の開催に要した経費で、委員報酬及び旅費でございます。  次に、広域環境基本計画事業費の環境実践行動計画推進事業費46万4,033円につきましては、アダプトプログラム事業に必要な消耗品や花苗の購入等に要した経費でございます。  次に、路上喫煙対策事業費68万6,796円につきましては、路上喫煙禁止区域内での路上喫煙やポイ捨ての監視、指導及び喫煙所の清掃業務に要した経費でございます。  次に、桑名・員弁広域連合負担金44万357円につきましては、本市、いなべ市、東員町及び木曽岬町の2市2町で取り組んでいる広域環境基本計画の年次報告書の作成に要した経費で、桑名・員弁広域連合への負担金でございます。  次に、目2.公害対策費ですが、1枚めくっていただき、158ページ、159ページをお願いいたします。  備考欄、公害対策経費366万3,617円につきましては、良好な生活環境の保全に要した経費で、主に道路の振動・騒音調査、河川・工場排水の水質検査及び大気測定などの業務委託料でございます。  1枚めくっていただきまして、160ページ、161ページをお願いいたします。  下のほうになりますが、款4.衛生費、項1.保健衛生費、目2.予防費、備考欄、動物愛護及び狂犬病予防対策費254万2,735円につきましては、犬猫の不妊・去勢手術に係る補助金及び犬の登録、集合注射などに要した経費でございます。  次に、行政情報化事業費の畜犬登録システム事業費109万9,615円につきましては、畜犬登録システムの保守管理業務委託料及び機器借上料でございます。  1枚めくっていただきまして、162ページ、163ページをお願いいたします。  目3.環境衛生費、備考欄、環境消毒・害虫駆除事業費84万1,410円につきましては、環境衛生の保全に要した経費で、蚊、ユスリカ、ハエなどの害虫駆除に必要な薬剤の購入費及び動力式煙霧器の修繕費などでございます。  二つほど飛ばしまして、公衆浴場助成金28万8,498円につきましては、公衆浴場の確保のための特別措置に関する法律に基づき、市内の公衆浴場事業者1者に対し年間水道料金の半額を助成したものでございます。  次に、目4.火葬場管理費、備考欄、施設管理運営費8,046万1,668円につきましては、桑名市斎場の管理運営に要した経費で、主に施設管理運営、設備保守管理などの業務委託料、電気、ガスなどの光熱水費及び消耗品費、小破修繕料などでございます。  次に、施設維持補修費962万5,000円につきましては、桑名市斎場の長寿命化を図るため、毎年計画的に維持修繕を行っているもので、令和2年度は人体炉2基及び動物炉1基などの補修に要した経費でございます。  次に、164ページ、165ページをお願いいたします。  下の段ですが、項2.清掃費、目1.清掃総務費、備考欄のうち、1枚めくっていただきまして、桑名広域清掃事業組合負担金8億2,636万8,000円につきましては、同組合への負担金でございます。  次に、桑名・員弁広域連合負担金2億6,885万6,863円につきましては、桑名・員弁広域連合への負担金のうち、し尿処理費分の負担金でございます。  次に、ごみ減量・再資源化事業費のごみ減量・再資源化支援事業費31万5,600円につきましては、生ごみ処理機等の購入費補助金でございます。  資源物回収事業費1億4,999万6,740円につきましては、資源物回収業務委託料と資源物回収自治会報償金及び協力金でございます。  次に、不法投棄対策事業費の不法投棄監視事業費110万7,385円につきましては、不法投棄対策等に要した経費でございます。  次に、一般事務費43万6,004円につきましては、事務用消耗品や複合プリンター等の一般事務処理等に要した経費でございます。  次に、目2.塵芥処理費、備考欄、塵芥収集処理事業費の車両整備費67万9,640円につきましては、市が所有する収集車両等の定期整備や修繕等に係る経費でございます。  車両運行費117万2,881円につきましては、市が所有する収集車両等の運行に係る燃料費等の経費でございます。  不燃ごみ収集費2,117万5,000円、粗大ごみ収集費4,058万5,621円、有害ごみ収集費808万7,340円につきましては、それぞれ不燃ごみ、粗大ごみ、有害ごみの収集運搬に係る業務委託料等でございます。  一般管理費3億8,769万207円につきましては、主に可燃・プラごみの収集運搬に係る業務委託料、指定ごみ袋の作成費用等でございます。  次に、東汰上埋立最終処分等事業費の施設管理運営費2,658万8,639円につきましては、埋立最終処分場の維持管理等に要した経費でございます。  埋立最終処分場環境整備事業費1,862万600円につきましては、埋立最終処分場に擁壁を設置するための地質地盤調査や基本設計等に係る委託料でございます。  最後に、塵芥収集処理施設管理費の施設管理費596万3,668円につきましては、清掃センターの施設管理等に要した経費でございます。  以上、市民環境部が所管いたします令和2年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。  なお、御質問に対する答弁につきましては、各担当課長から申し上げますので、よろしくお願いいたします。 131: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。ありませんか。よろしいでしょうか。よろしいですか。
                    (「なし」と呼ぶ者あり)  それでは、続きまして、住宅新築資金等貸付事業特別会計決算について、当局に説明を求めます。 132: 人権政策課長(糸見智博)  人権政策課、糸見でございます。  246ページ、247ページを御覧ください。  令和2年度住宅新築資金等貸付事業特別会計の決算のうち、歳入から御説明申し上げます。  款1.事業収入、項1.事業収入、目1.貸付事業収入のうち、節1.貸付金償還金は、調定額6億7,672万212円に対しまして収入済額1,114万4,299円で、収入未済額は6億6,557万5,913円でございます。  節2の貸付金利子につきましては、調定額1億5,479万3,205円に対しまして収入済額169万4,680円、収入未済額は1億5,309万8,597円でございます。  次に、款2.繰入金、項1.繰入金、目1.一般会計繰入金、節1.一般会計繰入金につきましては、前年度繰越金を補正予算にて計上しましたことから、繰入れの必要がなくなり、補正減額をしたものでございます。  次に、款3.諸収入、項1.雑入、目1.雑入のうち、節1.預金利子としまして収入済額797円、節2.雑入としまして1万4,560円でございます。  次に、款6.繰越金、項1.繰越金、目1.繰越金、節1.前年度繰越金は、457万6,351円でございます。  以上、歳入合計の調定額8億3,610万5,125円に対しまして収入済額は1,743万615円、収入未済額は8億1,867万4,510円でございます。  続きまして、次のページ、248ページ、249ページの歳出について主なものを申し上げます。  款1.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、一般管理事務費の支出済額102万1,179円につきましては、住宅新築資金等の貸付金の回収に係る役務費、郵便料、償還システムの保守管理委託料及び借上料などの事務的経費に要したものでございます。  次に、款2.公債費、項1.公債費、目1.元金、地方債元金償還金456万6,916円は、株式会社かんぽ生命保険への起債の借入金で、年2回元金の償還に要したものでございます。  次に、目2.利子、地方債利子19万3,350円につきましては、先ほどの借入元金に係る利子の償還でございます。  以上、歳出合計、予算現額892万円に対しまして支出済額578万1,445円、不用額313万8,555円となったところでございます。  住宅新築資金等貸付事業特別会計歳入歳出の決算につきましては、以上でございます。 133: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 134: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。よろしくお願いします。  住宅新築資金等貸付事業特別会計の歳入歳出の御説明をいただきまして、ページの246の繰入金のところで、今回、一般財源からの繰入れをしなくてよかったというお話でしたけれども、今後はどのようになっていくのかということですね。  あと、今現在のこの滞納整理の状況、どれだけの件数が残って収入未収額となっているのか。また、今後の計画について御説明ください。 135: 人権政策課長(糸見智博)  人権政策課の糸見でございます。  まず、一般会計の繰入れにつきましては、起債の償還が今年度をもって終わります。そのことによりまして、一般会計の繰入れは、今後必要ないものというふうに考えております。  また、現在の状況でございますけれども、滞納者の状況でございますが、令和2年度末で147名、元利合計で約8億1,800万円でございます。うち55名は、金額の差異はございますが、分納をしていただいておるという状況でございまして、高齢化や亡くなるというようなことで問題のあるケースが増えておるところではございますが、回収業務につきまして、今後、継続してやっていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 136: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。 137: 分科会委員(多屋真美)  残金が8億1,800万円ってかなりの額なんですけれども、回収をしようとしても難しい場合が多いんじゃないかと思うんですよね。そういったことに対して、どのように考えているのか、御説明ください。 138: 人権政策課長(糸見智博)  回収業務につきましては、先ほども申し上げたように分納をされている方がございまして、少額の方もみえて、当分の間、回収業務は必要になるかと思われます。  ただ、分納の方もみえますので、回収のほうを続けていきたいなと思いますのと、あと、債権管理条例ができましたことから、債権の整理を今年度から担当課と詰めまして進めていきたいなというふうに考えております。以上でございます。 139: 分科会長(市野善隆)  ほかにありませんか。 140: 分科会委員(伊藤研司)  伊藤研司です。  この住宅新築資金の問題は、いろんな問題が、差別の問題も含んであるんですよね。  私は、本屋のときにセールスのときに、それに結構いろいろなことで見ていましたから、よく分かるんですが、結局なぜ行政がやったかというと、本来ならば、返してもらえるものならば、銀行とか郵便局がやることだったんです。  しかし、国のほうは、何しろ借りてくれ、借りてくれということで行政に言って、それで行政がいわゆるお金を貸し出すほうになったんですね。  それで、保証人を見ても、1日に30人とか40人の方が、自分が借りる、しかも、自分も保証人になると。ぐるぐるぐるぐるしているという状態があって、全部それは、地方自治体も行政もいわゆる国も全部それで許してきたんですね。  いわゆるそういう状態にあって、私は、返してくれるほうがすごいんじゃないかなと逆に思っているくらいです。  ですから、債権回収ってどのようにするのか知りませんが、それはきちんと相手方の生活状況なり、困窮の度合いなり、きちんと調べていただいて債権回収に進んでいただきたい。いわゆるきちんとやっぱり相手の経済状態なり、それをやっぱり見てからでないと、一斉にどかんという、それは絶対にやっちゃいけないことなんです。  もともと、国もこれは返してもらえると思っていなかったと思います。ですから、物価が上昇をしていきますから、その分で十分、例えば1,000万円借りたら、多分100万円とか50万円に、あと20年後、30年後にはインフレの関係でなっていたと、私はそのように、当時としてはそのような認識でした、皆さんが。ということがありますから、私とすると、返す人がやっぱり非常に熱心、熱心というか善良な方、逆にですね。  当時は、本当に返すという意思は、皆さん、返さなきゃいけないということはなかったですよ。だから、結局、保証人も、全部借りる人が保証人にもなって、じゅんぐらじゅんぐらしていたんですね。そういうことがあります。  今でもその地域には、銀行も郵便局もないんですね。そういう状態の中にあって、人口もばんばん減っていく。そのような状況にあるということをきちんと行政側も認識した上で、債権の問題に取り組むなら取り組んでいただきたい。状況をきちんと認識していただきたい。以上です。私は、答弁は要りません。 141: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。  以上で市民環境部所管部門における審査は終了しました。  ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。  暫時休憩をいたします。                                     午後2時43分 休憩                                     午後2時55分 再開 142: 分科会長(市野善隆)  それでは、休憩前に引き続き決算特別委員会・総務安全分科会を再開いたします。  これより地域コミュニティ局所管部門の審査を行います。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。  本議案中、地域コミュニティ局所管部門について、当局に説明を求めます。 143: 市民環境部地域コミュニティ局長(中村江里子)  地域コミュニティ局長の中村でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 144: 分科会長(市野善隆)  座ってどうぞ。 145: 市民環境部地域コミュニティ局長(中村江里子)  着座にて失礼します。  議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局所管の部門につきまして御説明を申し上げます。  それでは、初めに、私から、令和2年度決算成果報告書の主な事業といたしまして、25ページの地域コミュニティ推進事業費と105ページの国民体育大会開催準備経費について御説明を申し上げます。  まず、決算成果報告書の25ページをよろしくお願いいたします。  地域コミュニティ推進事業費でございます。  こちらの地域コミュニティ推進事業費は、総合計画に掲げます「中央集権型から全員参加型市政に」、また10年後の目指す姿「市民の個性が活かせる地域コミュニティ」を実現するため、市民の皆様とともに進める基本戦略として策定しました地域創造プロジェクト(案)を推進するための事業費でございます。  令和2年度の事業内容といたしましては、コロナ禍ということもあり、人が集まる取組については実施が難しい状況ではございましたが、その中でも感染防止対策を行い、まちづくり協議会の準備組織立ち上げに向けた地域説明会や職員研修を開催し、意識の醸成を図ってまいりました。また、設立準備をしている準備組織にまちづくり協議会設立調査準備補助金を交付し、協議会立ち上げに向け財政支援を行いました。  次に、事業成果でございますが、まちづくり協議会準備組織18地区中、16地区に対しましてまちづくり協議会設立調査準備補助金を交付し、各地区での会議開催や試行的なソフト事業を実施していただき、まちづくり協議会形成に向けて機運を高めることにつなげていただいております。  なお、残り2地区につきましては、実施事業等がなかったことから、交付金は交付しておりません。  今後も、引き続きまちづくり協議会の形成に向け、地域への情報発信、また地域のまちづくりの側面的な支援を行うとともに、まちづくり交付金制度の活用について周知を図ってまいりたいと考えております。  次に、決算成果報告書の一番最後のページになります105ページをお願いいたします。  国民体育大会開催準備経費につきましては、今年度、三重県で開催予定でありました第76回国民体育大会、三重とこわか国体において、桑名市が会場となっておりました女子ゴルフと武術太極拳競技を円滑に行うために要する準備経費でございます。  事業内容といたしましては、国体を推進する三重とこわか国体桑名実行委員会の総会をはじめ、各種会議を開催するとともに、開催に向けた啓発活動や競技会場設営設計を実施するなどでございます。  事業成果でございますが、本市実行委員会の各種会議を開催するとともに、本市ホームページ内に国体特設ページの開設、啓発物品の作成や記念ゴルフ大会を開催することで、国体開催の啓発に努めてまいりました。  そのほか、競技会場等設営設計業務委託契約を締結し、ゴルフ競技場のレイアウト及び必要物品の設営設計を行うなど、本市開催競技の円滑な運営に向けた準備を進めたものでございます。  同事業に伴う決算額につきましては、総事業費256万5,000円で、財源といたしましては、ふるさと応援基金となっております。  なお、皆様御承知のとおり、大変残念ではございますが、開催直前に新型コロナウイルス感染症の爆発的な拡大により開催は中止となりましたが、議員の皆様には競技会開催に向けて温かい御支援を賜りましたことを心より感謝申し上げます。  それでは、この後、主管課長から、このほかの一般会計の決算について御説明申し上げますので、よろしくお願いいたします。 146: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)  地域コミュニティ課、位田でございます。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、地域コミュニティ局所管の歳出の主なものを私から一括して御説明申し上げます。  それでは、お手持ちの令和2年度桑名市一般会計歳入歳出決算書の116、117ページをお願いいたします。  款2.総務費、項1.総務管理費、目1.一般管理費、備考欄真ん中、市民相談室運営費61万500円につきましては、弁護士、司法書士、交通事故相談員の報償金などでございます。  4行下、PFI事業費、図書館等複合公共施設(地域コミュニティ局等)6,039万2,576円につきましては、地域コミュニティ局等の債務負担行為決定済みの維持管理費等に係るPFI事業経費です。  次の施設管理運営費119万2,588円につきましては、くわなメディアライヴでの光熱水費や電話代などの施設管理費でございます。  120ページ、121ページをお願いします。  目6.財産管理費、基金積立金、一番下の公共施設整備基金3,294万5,935円のうち所管部門につきましては、NTN総合運動公園とヤマモリ体育館のネーミングライツ料の積立てやまちづくり拠点施設等の新電力効果見合い分、また広告つき情報ディスプレイ収入の積立てです。  122、123ページをお願いします。  上から五つ目のまちづくり応援基金5,009万4,083円につきましては、地域のまちづくり活動の中長期的な財源確保のため、5,000万円と利息分を積み立てたものでございます。  次に、目7.企画費、中段あたりのSDGs推進事業費、地域コミュニティ推進事業費1,326万7,228円につきましては、まちづくり協議会の形成を目指し、意識の醸成を図るための研修会経費や準備組織への財政的支援、まちづくり協議会設立調査準備補助金などでございます。  124、125ページをお願いします。
     目10.地区市民センター費、多度地区市民センター費、施設管理費1,699万7,269円につきましては、多度地区市民センターに係る光熱水費や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などで、次の施設維持補修費142万9,980円につきましては、庁舎照明設備、トイレや消防設備修繕費で、次の車両管理費34万5,828円につきましては、公用車の維持管理費でございます。  次に、長島地区市民センター費、施設管理費1,527万1,795円につきましては、長島地区市民センターに係る光熱水費や庁舎管理業務委託料、機器のリース料などで、次の維持補修費311万2,996円につきましては、屋上雨漏りやトイレ、非常用発電機修繕費などです。  次の車両管理費42万22円につきましては、公用車の維持管理費でございます。  次に、大山田地区市民センター費、施設管理費242万5,867円につきましては、大山田地区市民センターに係る光熱水費、庁舎管理業務委託料、庁舎施設維持補修費、公用車の維持管理費でございます。  次に、目11.まちづくり拠点施設費、施設管理費6,338万3,573円につきましては、城東を除きますまちづくり拠点施設の施設管理費や施設維持補修などに要した経費でございます。  次の城東まちづくり拠点施設管理運営代行費838万8,000円につきましては、複合施設はまぐりプラザの城東まちづくり拠点施設部分の指定管理運営代行料でございます。  次に、施設維持補修費335万3,295円につきましては、修徳まちづくり拠点施設等の空調機修繕や、在良まちづくり拠点施設の換気扇取替修繕、久米まちづくり拠点施設の雨漏り修繕、長島まちづくり拠点施設の消防設備修繕などでございます。  次に、施設整備費、安全管理対策施設整備事業費173万8,000円につきましては、深谷まちづくり拠点施設の窓ガラス飛散防止フィルム施工工事費でございます。  次に、公共下水道接続事業費285万1,110円につきましては、大和まちづくり拠点施設の下水道接続工事費でございます。  126、127ページをお願いします。  上段の指定管理者制度導入経費4万9,720円につきましては、はまぐりプラサの城東まちづくり拠点施設の指定管理に伴う選定委員への報酬でございます。  128、129ページをお願いします。  目16.多目的ホール費、施設管理運営費681万1,726円につきましては、くわなメディアライヴの多目的ホールの管理運営経費で、光熱水費、受付業務の委託料などの諸経費で、次のPFI事業費、図書館等複合公共施設(多目的ホール)2,332万2,677円につきましては、同じく多目的ホールの維持管理等に係るPFI事業経費でございます。  次に、目17.多目的集会所費、施設管理費258万7,028円につきましては、多度東部多目的集会所と多度北部コミュニティセンター、新西方コミュニティセンターに係る施設管理費で、次の防災コミュニティセンター管理運営費421万6,769円につきましては、長島防災コミュニティセンターの施設管理に係る経費でございます。  130、131ページをお願いします。  目18.諸費、自治会経費、自治会活動推進事業費5,552万1,978円につきましては、単位自治会活動運営交付金や小学校区ごとの地区自治会連合会運営交付金、各地区自治会連合会で実施のふれあいまちづくり推進事業補助金などでございます。  次のコミュニティ支援事業助成金2,130万円につきましては、宝くじの社会貢献広報事業であるコミュニティ支援事業助成金で、コミュニティセンター事業1件、一般コミュニティ事業3件でございます。  次に、市民活動推進事業費67万3,422円につきましては、市民活動団体のまちづくり活動事業への補助や、コロナ禍、新たな様式を踏まえて地域活動が取り組むことができるようウェブ会議研修会開催の委託事業費です。  次の市民活動管理運営委託事業費618万2,999円につきましては、市民活動センター管理運営委託費でございます。  次に、施設管理運営費、水郷テラス管理運営費20万4,720円は、光熱水費、設備点検委託料等でございます。  次に、目19.パブリックセンター費、施設管理運営費の一般管理運営費242万2,012円につきましては、シルバー人材センター委託料や講座生等募集冊子の印刷などに係る経費で、次の施設管理費515万8,053円につきましては、パブリックセンターの光熱水費等管理運営に要した経費でございます。  次に、施設維持補修費127万7,100円につきましては、雨漏り修繕、多目的トイレの便座取替修繕に要した経費などで、次のパブリックセンター大研修室空調機取替工事511万5,000円につきましては、2階大研修室の空調機取替えに要した経費でございます。  ページが飛びまして、198、199ページをお願いします。  款10.教育費、項1.教育総務費、目2.事務局費の下、財産管理費306万194円のうち所管部門につきましては、旧大和幼稚園及び旧多度西小学校の施設管理費でございます。  202、203ページをお願いいたします。  目5.PFI施設管理費の施設管理運営費728万8,234円につきましては、くわなメディアライヴの託児施設、プレイルームの運営費などでございます。  208、209ページをお願いいたします。  項5.社会教育費、目1.社会教育総務費、社会教育委員会運営費15万9,848円につきましては、社会教育委員の会議等に要した経費でございます。  次の成人式行事開催経費171万6,299円は、本年1月10日、NTNシティホール、ヤマモリ体育館の2会場で行いました成人式に要した経費でございます。  次の生涯学習振興事業費、生涯学習推進事業費384万3,009円は、くわなメディアライヴ2階事務所の光熱水費等でございます。  7行下のブランド推進事業費、講座開設経費584万7,554円につきましては、パブリックセンター及び各まちづくり拠点施設で実施の講座、学級など74講座に要した経費でございます。  目2.図書館費、図書館協議会経費27万7,140円につきましては、図書館協議会、図書選定委員会、子ども読書活動推進協議会に要した経費で、次の施設管理運営費、一般管理運営費2,703万1,040円につきましては、中央図書館、ふるさと多度文学館、長島輪中図書館3館の図書館情報システムサポート及び機器保守に係る費用や図書購入費等でございます。  210、211ページをお願いします。  施設管理費2,997万6,269円は、市内3図書館の光熱水費等施設維持管理で、次のPFI事業費、図書館等複合公共施設(図書館)3億4,431万8,549円につきましては、中央図書館の管理運営等に係るPFI事業経費でございます。  目4.青少年育成費、青少年健全育成事業費、青少年育成研修費29万4,829円につきましては、あいさつ運動や啓発などの青少年育成活動に係る費用で、次の青少年団体等補助金161万3,302円につきましては、和く輪くウイークエンドへの運営補助金などでございます。  次に、青少年補導関係事業費102万2,651円につきましては、街頭補導に係る経費で、次に、放課後子ども総合プラン事業費、放課後子供教室開設費66万2,299円につきましては、小学校2校で実施した放課後子供教室の開設経費でございます。  212、213ページをお願いいたします。  目7.社会教育施設費、施設管理運営費の1段飛ばしまして、スター21施設管理運営費4,318万7,000円につきましては、施設の管理運営委託費で、次のながしま遊館施設管理運営費272万1,414円につきましては、土地借地料などでございます。  次の長島ふれあい学習館施設管理運営費1,143万3,047円につきましては、光熱水費、設備点検委託料などでございます。  214、215ページをお願いします。  陽だまりの丘生涯学習施設管理運営費2,749万1,000円、そして、次のコミュニティプラザ施設管理運営費5,039万4,000円につきましては、施設の管理運営委託費でございます。  少し飛ばしまして、生涯学習振興事業費、長島ふれあい学習館教室開設費46万875円につきましては、各種教室開設に要した経費でございます。  次の施設管理システム事業費499万3,476円につきましては、文化・スポーツ施設等の公共施設予約申込みシステムの運用サポートに要する経費でございます。  216ページ、217ページをお願いいたします。  目4.社会体育振興費、スポーツ推進委員活動費166万6,844円につきましては、スポーツ推進員報償費及びニュースポーツの教室、大会に関する経費などで、次に、スポーツ推進審議会運営費6万300円につきましては、スポーツ推進審議会に要した経費でございます。  次に、スポーツ大会など運営事業費212万3,152円につきましては、市民体育大会等の開催経費で、次の美し国三重市町対抗駅伝大会費92万6,403円につきましては、2月に開催予定であった美し国三重市町対抗駅伝大会に関する選手のユニホーム費用、委託料などでございます。  次に、体育協会運営費810万7,113円につきましては、市民スポーツの普及のため、体育協会が実施する事業に対する運営補助金で、次のスポーツ少年団育成事業費562万5,000円は、スポーツ少年団に対する運営補助金でございます。  次に、スポーツイベント開催経費の国民体育大会開催準備経費256万5,000円につきましては、令和3年度開催予定でございました三重とこわか国体の桑名市開催競技を行うための準備に関する経費で、次の東京五輪関係経費50万円につきましては、東京オリンピック・パラリンピックの事前キャンプ誘致委員会の負担金でございます。  一般事務費40万5,406円につきましては、社会体育振興全般に関する事務費及び全国大会等に出場する選手への激励金でございます。  次に、目5.社会体育施設費の施設管理運営費の長島運動公園施設管理運営費7万9,542円につきましては、長島運動公園の管理通路に関する経費で、次に、海洋センター施設管理運営費5万円につきましては、長島B&G海洋センターに関する連絡協議会の負担金で、次の社会体育施設管理運営費300万6,761円につきましては、社会体育施設の管理運営費でございます。  218、219ページをお願いいたします。  多度スポーツ施設管理運営費2,899万円につきましては、多度体育センターなど管理運営費です。  次の桑名地区・長島地区施設管理運営費1億9,743万9,000円につきましては、桑名地区及び長島地区のスポーツ施設の管理運営費でございます。  次に、施設整備費のスポーツ施設改修事業費253万200円につきましては、ヤマモリ体育館非常階段の塗装に要した経費でございます。  以上、地域コミュニティ局が所管いたします令和2年度一般会計決算につきまして、その概要を御説明申し上げました。御承認賜りますようよろしくお願い申し上げます。 147: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 148: 分科会委員(水谷真幸)  水谷です。  209ページのブランド推進事業費の講座開設経費というところなんですけど、令和2年度もコロナ禍というところでしたけれども、どういった講座が開かれて、どのぐらいの受講者がいたのか、教えてください。 149: パブリックセンター長(中条妙子)  パブリックセンター、中条でございます。よろしくお願いします。  令和2年度の講座学級なんですけれども、コロナ禍の影響を受けまして、受講者数は減っております。延べ人数にはなりますけれども、令和元年度と比べますと、令和元年度、パブリックセンターでは3,385名であったものが、令和2年度では1,715名になっております。  講座開設につきましても、コロナ禍の影響で、コーチ相談の上、1年中休校としたものも一つございまして、そのほかにも、講座回数が10回からあるんですけれども、それの講座回数の実施回数を減らしたものもございます。  そのような影響を受けております。以上でございます。 150: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 151: 分科会委員(多屋真美)  多屋です。よろしくお願いします。  市民活動センターのことについてお伺いします。  決算成果報告書が34ページ、決算書が131ページで、市民活動センター管理運営委託事業が618万円となっています。  コロナ禍の中でこちらも大変だったかとは思うんですけれども、具体的にどういったことに市民活動、どういった市民活動がされていたか教えていただきたいということと、市民活動を支援することとしては大事な事業かとは思うんですけれども、このセンター業務を民間委託していて、委託することでのマイナス面とか、あと、職員の方が支援のノウハウを研究や勉強する機会が減るということはないのか、この民間団体はどの程度のノウハウをお持ちなのかということをお伺いします。  続いて、図書館のことを聞いていいですかね。 152: 分科会長(市野善隆)  どうぞ。 153: 分科会委員(多屋真美)  もう1点は図書館費についてです。  決算書の209ページで図書館費で、こちらもやはりコロナで休館で利用制限がされて、利用者数、減ったと思います。その中でも頑張られたこととか、図書の貸出し業務だけだったけれども、こういったいい面もあったとか、いい結果が出たとか、何かそういったものがあったら御報告ください。 154: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)  地域コミュニティ課、位田です。  多屋議員から御質問いただきました。まず市民活動、どんな事業をされたかということなんですけれども、月1回の団体者の登録団体されている会議を月1回したり、あとは市民の方が気軽に寄って、どういった市民活動の悩みがあるとかというようなことの座談会を開くNPOカフェの開催。また、講座形式のものですと、法人化設立セミナーですとか、そういった活動団体向けの助成金セミナー、またクラウドファンディングセミナー、そして人材バンクについての説明会など、そして、ウェブ会議というのは補正で上げさせてもらったのとは別に、職員が自らコロナ禍、新たな様式に対応するようウェブでの研修も取り組んでみえました。  次に、民間委託することでということだと思うんですけれども、やはり市だけではなくて民間というのは、やっぱりいろんな活動面でノウハウを持ってみえますので、やはり民間の力を活用して開催していただいたり、そういった先ほども申し上げました講座等を開設することによって、市民活動を支援していただいておりますので、やはり効果は大きかったのではないかと思っております。  そして、3点目がちょっと、あまり分からなかったので、すみません。 155: 分科会長(市野善隆)  ノウハウはどのぐらい持っておるかという。 156: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)  ノウハウをどれくらい持っているかというのは、先ほど申し上げましたように、そういった講座等を人的な財産ですとか、そういった講座を開設するスキルとか、やっぱり機動的にやっていただいておりますので、しっかりノウハウは持ってみえるものだと思っております。 157: 中央図書館長兼ふるさと多度文学館長兼長島輪中図書館長(平野淳子)  市立図書館の平野です。よろしくお願いいたします。  市内3館の図書館なんですが、コロナ禍の影響で、4月16日から5月17日までの間、臨時休館をさせていただきました。例年に比べますと、やはり入館者数としては減少しております。入館者数は、3館合わせまして49万5,000人ほどとなっております。  それでも、臨時休館ということで全ての業務を止めていたんですが、利用者のニーズに応えるために、図書館での長期滞在を避けるとかということを考えてコロナの対応も考えながら、インターネット、それからホームページ、メール、ファクス、電話等で本の予約の受付を開始しまして、予約の受付のみをやっております。完全閉館ですと、やはり利用者の方では少しでも本を貸していただきたいという声がかなりありましたので、予約本の貸出しということをやっておりました。  今後も、やはりこのコロナ禍で社会情勢とかいろいろ劇的に変化しますが、動向等を見ながら、新しいサービスを模索しながら、図書館運営をやっていきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。以上です。 158: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 159: 分科会委員(水谷真幸)  水谷です。  決算書の211ページの青少年健全育成事業費のあたりなんですけど、おかげさまで多分こういった事業があるおかげで、僕も健全に青少年に育てられたと思うんですけど、この青少年補導関係事業費ってあって、今でも補導されることがあって、1年にどのぐらいいたりするんですか。 160: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  生涯学習・スポーツ課長、竹尾でございます。
     補導ということですが、こちら、補導経費ということで、日々の補導に係る経費ということで報償費、交通費を出ささせていただいているものでございますが、通常ですと、職員による朝、午前中に1回と、夕方といいますか3時ぐらい、放課が始まる頃に職員による巡回をしております。それと、夕方、週に3回なんですが、各地域の育成者の方に御協力いただきまして市内のほうを補導で回っておるような状況でございます。  ただ、補導と申しましても、注意喚起といいますか、今はあからさまに、昔で言う、昔といいますか、そういうふうな非行というような形で見られることは、まずないという状況で、ただ、どういうふうで来ているのとか、お声をかけるだけのような形になっております。  ですので、やはり青少年育成という形で見守るような形の巡回をしておる状況で、特段問題行動があって補導というようなケースは上がっていない状況でございます。以上でございます。 161: 分科会委員(水谷真幸)  何か昔と違って、多分何かいろいろ突っ込んで言うのも結構難しいような御時世だと思うんですけど、温かく今後も見回っていただいていけるといいかなと思います。ありがとうございます。 162: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 163: 分科会委員(多屋真美)  同じく、今の決算書の211ページの青少年健全育成事業費について伺います。  青少年育成市民会議が解散して2年がたちまして、本来だったらこの行政の支援があれば継続できたのにというふうに思っています。  この青少年育成市民会議の事業が、市が継続することになっていましたが、このコロナの関係もあって、この決算で全て事業として継続できたのかということを教えてください。 164: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  生涯学習・スポーツ課、竹尾でございます。  決算におきましては、今年度、令和2年度につきましては、おおむねできたのかなというところでございます。  青少年育成市民会議から事業継承させていただいた、あいさつ運動でありましたりとか、青少年の主張につきましては開催しておりまして、募集作品を頂いて表彰、そして、主張の発表等の行事は、令和2年度は行われております。ですので、予算的にもおおむね達成できたのかなというところでございます。  ただ、青少年育成の各団体への補助ということで、地域で活動されておみえになります青少年育成の活動に対しての補助が、若干申請件数が少なかったので、その部分は少し足りていなかったのかなというようなところがございます。以上でございます。 165: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 166: 分科会委員(多屋真美)  はい。 167: 分科会長(市野善隆)  ほかにありませんか。 168: 分科会委員(渡邉清司)  ちょっと簡単に返してもらいたいけれども、国体にかかった費用というのは250万円ばかりあるんだけど、これって返してもらえるの、県かどこか、それとも行きっ放し。 169: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  生涯学習・スポーツ課、竹尾でございます。  今、御質問いただきました、こちらの国体のほうなんですが、こちら、決算成果報告書にも御報告しております事業でございまして、これは令和2年度中に行ったものということでございます。国体開催につきまして、準備する前の準備段階の設計でありましたり、令和3年度に行うための大会運営に関する設計等を行っております。それと、PRですね。事前大会の実施のPRでございまして、こちらのほうは完了しておるものでございます。  御質問をいただきましたお金が返るのかというのは、令和3年度の今年度のことということになろうかと思います。こちらのほうにつきましては、この場で言うのもどうかなというところがあるんですが、現在、契約が全て済んでおる状況でございます。その中で、違約金等を計算しておる状況でございます。  ですので、一旦はお支払いすることになろうかと思います。それと、県のほうも、このような状況での中止ということで、手厚く見ていただけるということでございます。  あとは市内の業者、あと会場設営のほうの方との調整になりますが、私どもの調整といたしましては、市内業者の方、交通手段の手配をしましたりとか、お弁当とか、印刷とか、そちらのほうの契約の変更を現在行っておる状況でございます。  現在、金額的なことは申し上げることはできませんので、現在はそういうふうに終了作業を粛々と進めている状況でございます。以上でございます。 170: 分科会長(市野善隆)  よろしいですか。 171: 分科会委員(渡邉清司)  はい。 172: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 173: 分科会委員(満仲正次)  ちょっと1点お聞きします。  まず、216ページ、決算報告書、歳出のね。  目5の社会体育施設費2億3,368万2,000円ということで、この備考欄で施設管理運営費が2億2,956万5,303円。長島からずっとこれ、多度の運動体育館とかいろいろ、ずっと羅列されておるわけですけれども、要するに2億2,900万円余が施設費としてかかっておるわけですよね。  収入を見ると、65ページですけど、歳入のほうの目8.教育使用料のところの右側の節3.保健体育使用料ということで5,173万7,000円ということで歳入ね。  歳入はこれだけで、実際に施設の総管理料というのは2億2,900万円ぐらいかかっておるということでよろしいんですか。そういう実態ですか。  それであればそれでよろしいんですけど、そういう考え方でよろしいですか。施設の管理費が2億2,900万円ぐらいかかっておって、収入としては5,000万円ぐらいしか上がっていないんだと、使用料がね。そういう考え方で、あとは税金で負担しておるんだと、そういうことでよろしいですか。  別に考えること、ないやろう。そうであれば、それでそうですと言ってくれればいい。 174: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  生涯学習・スポーツ課、竹尾でございます。  各種収入につきましては、使用上、施設管理に係る費用というのは、今おっしゃっていただきました2億2,900万円余というところで、この金額でございますが、そのほかに、あと収入のほうは、入場料収入としては、その分その金額が上がっておりますが、そのほかにも施設に対する補助の一部収入がございますので、そちらのほうは、また後日改めて御報告させていただきます。申し訳ございません。 175: 分科会委員(満仲正次)  それが幾らぐらいあるか知らんけど、だから、大まかな要するに見方としては、税金で1億5,000万円ぐらい負担しておると、そういう考えでよろしいですね。 176: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  おっしゃいますとおり、税金からといいますか、持ち出しはございます。 177: 分科会委員(満仲正次)  分かりました。 178: 分科会長(市野善隆)  それでよろしいですか。後ほどというと、この後に分科会の最後の意見表明がありますので、後ほどということはちょっといけませんので、できたら、そのように明確な答弁というふうに理解していいですかね、おおむね。  2億2,000万円余の施設管理運営費、スポーツ施設の、それの主たる財源として補填されておるのが、この教育使用料の中のスポーツ使用料の5,000万円余りというふうに理解してよろしいですね、そのような答弁で。そういうことでよろしいですね。よろしいですね。 179: 生涯学習・スポーツ課長兼生涯学習・スポーツ課スポーツ振興・国体推進室長兼スター21館長兼陽だまりの丘生涯学習交流センター「ぽかぽか」館長兼大山田コミュニティプラザ館長兼くわなメディアライヴ事務局(竹尾基志)  はい。 180: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。 181: 分科会委員(多屋真美)  決算成果報告書の25ページ、地域コミュニティ推進事業費について伺います。  なかなか具体的にと言っても難しい事業かとは思うんですけれども、ここに取り組まれた内容として、研修会だとか、交付金だとか、あと事業成果の最後のところに社会福祉協議会と地域力強化推進事業の業務委託契約を締結し、コミュニティワーカーと連携して地域住民を主体とした地域づくりの実現というふうに書かれています。  ここに書かれてある以上に、何かこういった動きが出てきたとか、変化があるというようなことを教えていただけたらありがたいです。 182: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)  地域コミュニティ課長、位田です。  この決算成果の25ページ以上のものが実を言うとないわけですが、詳細を説明申し上げますと、例えば地域説明会ですと、ちょっと書き切れなかった部分もございますが、年間約20回ほど、延べ対象者数400名余を対象に説明したりしているところでございます。 183: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。 184: 分科会委員(多屋真美)  今、準備会のところとか、あるわけですけど、そういったところはこれから動き出そうという状況なんでしょうかね。 185: 地域コミュニティ課長兼市民活動センター所長兼長島防災コミュニティセンター長(位田真知子)  設立されたところについては引き続き支援するとともに、準備組織が立ち上がっているところにつきましても、また、委員言われるように立ち上がっていないところについても、側面的な支援を引き続きしてまいりたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。 186: 分科会長(市野善隆)  ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですので、以上で質疑を終結いたします。  なお、本議案の意見表明及び意見集約は、冒頭に御案内したとおり、消防本部所管部門の質疑終了後に行いますので、よろしくお願いします。  以上で地域コミュニティ局所管部門における審査は終了しました。  ここで説明員が入れ替わりますので、しばらくそのままでお待ちください。                   (理事者入退室)  これより消防本部所管部門の審査を行います。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について 所管部門を議題といたします。  本議案中、消防本部所管部門について、当局に説明を求めます。 187: 消防長(杉山伸司)  消防長の杉山でございます。よろしくお願いいたします。着座にて失礼いたします。  それでは、議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定について、消防本部が所管いたします事項について御説明をいたします。  そのうち、私からは、消防本部が所管いたします主な事業につきまして、令和2年度決算成果報告書に基づきまして御説明をいたします。  消防本部の主な事業といたしましては、車両購入費、消火栓整備費、消防活動用機器整備費の3事業について成果の概要を御説明申し上げます。  決算成果報告書89ページをお願いいたします。  1点目といたしまして、車両購入費につきましては、桑名市消防署に配備しております救助工作車と桑名市消防署大山田分署に配備しております屈折はしご付消防ポンプ自動車を更新したものでございます。救助工作車は平成13年度登録で18年を経過、屈折はしご付消防ポンプ車は平成15年度登録で16年を経過しましたことから、消防本部の車両整備計画に基づきまして購入させていただいたものでございます。計画的な車両更新によりまして、最新の車両、積載品を配備して、各種災害に迅速、的確に対応することで、市民の皆様により質の高い消防サービスを提供できるものというふうに考えております。  続きまして、90ページをお願いいたします。  次に、2点目といたしまして、消火栓整備費につきましては、桑名市内の消火栓の交換、移設を実施させていただきました。水道管布設替えに伴う移設や老朽化いたしました消火栓を適切に改修、交換することによりまして、災害時の消火活動に万全を期するとともに、安全・安心なまちづくりの構築につながるものというふうに考えております。  続きまして、91ページをお願いいたします。  3点目といたしまして、消防活動用機器整備費につきましては、消防用ホース65ミリを40本、40ミリを16本、空気呼吸器用ボンベ8本、潜水隊用ドライスーツ6着を購入させていただいたものでございます。老朽化いたしました資器材を更新することによりまして、災害活動時における隊員の安全管理の向上を図るとともに、より適切な活動が可能になったというふうに考えております。  以上3点につきまして、令和2年度における消防本部の主な事業成果について御説明申し上げました。  その他詳細につきましては、消防本部総務課長より説明させていただきますので、よろしくお願いをいたします。 188: 消防本部総務課長(中平道治)  消防本部総務課長の中平でございます。よろしくお願いいたします。
     引き続き、私のほうからは、令和2年度桑名市一般会計歳入歳出決算のうち消防本部の所管いたします事項について、お手持ちの決算書を基に順次御説明させていただきます。  それでは、決算書の188ページ、189ページをお願い申し上げます。  款9.消防費、項1.消防費、目1.常備消防費から御説明させていただきます。  常備消防費の令和2年度決算は、予算現額20億2,553万7,120円に対しまして支出済額は19億5,832万443円で、6,721万6,677円を不用額といたしました。前年度支出済額と比較いたしまして3億4,977万6,409円の増額となっております。  主な増額の事由といたしましては、目、多度分署消防費を廃止して常備消防費に含めたことによる増額と、桑名市消防署へ更新配備いたしました救助工作車及び桑名市消防署大山田分署へ更新配備いたしました屈折はしご付消防ポンプ車の車両購入費による増額でございます。  備考欄、一般職給13億4,602万692円につきましては、本部職員84名、桑名市消防署37名、西分署13名、大山田分署23名、多度分署13名の計170名分の人件費でございます。  次の退職手当1億2,247万4,149円につきましては、9名分の退職手当を消防本部、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署の在籍月数で案分した金額でございます。  次に、会計年度任用職員給101万2,718円につきましては、予防課事務補助1名分の報酬等でございます。  次の消防施設管理費4,923万9,593円のうち庁舎管理費3,185万7,068円につきましては、消防本部を含めます桑名市消防署、西分署、大山田分署、多度分署の光熱水費、通信費、清掃業務委託費などの管理経費でございます。  次に、車両管理費1,738万2,525円につきましては、消防本部9台、桑名市消防署10台、西分署4台、多度分署5台、大山田分署5台、計33台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費のほか、備品購入費として新型コロナウイルス感染対策用に車両用オゾンガス発生装置と携帯型オゾンガス式除染装置を購入させていただいたものでございます。  次の消防施設維持補修費2,960万6,138円のうち庁舎維持補修費50万7,100円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署の修繕補修費用でございます。  次に、消火栓・防火水槽維持補修費282万3,338円につきましては、市内の消火栓及び防火水槽の補修や表示ラインの修繕等、消防水利施設の維持管理経費でございます。  次の設備維持補修費2,627万5,700円につきましては、消防本部、桑名市消防署の空調設備改修費用でございます。  次に、消防施設整備事業費の車両購入費2億6,129万7,846円につきましては、先ほど消防長から説明のありました桑名市消防署配備の救助工作車と桑名市消防署大山田分署配備の屈折はしご付消防ポンプ自動車の購入経費でございます。  なお、本事業は財源として緊急防災・減災事業債2億5,320万円を充当させていただきました。  次のページ、190ページ、191ページをお願いいたします。  次の一般管理費4,237万5,021円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署職員の貸与被服費731万4,589円、次の消防関係経費466万8,040円につきましては、消防業務関係の物品購入や消防資機材の点検料等の経費、次の救助業務関係の各種経費であります救助関係経費72万1,540円、救急業務関係の医療材料をはじめとした物品購入費等の業務経費であります救急関係経費762万4,148円、救急救命士養成に関します実習費用や研修負担金の救急救命士関係経費523万6,188円、県消防学校、消防大学校等での職員研修に係る費用及び各種資格取得に係る費用を負担する職員研修費776万8,036円、健康診断、B型肝炎抗体検査、インフルエンザワクチン接種及び寝具借上料であります職員健康管理費542万400円、桑名市消防署、西分署、多度分署、大山田分署職員の墜落制止用器具購入費と新型コロナウイルス感染対策用の救急隊感染防止ジャンパー及びズボンの購入費としての消防関係消耗品費362万2,080円でございます。  なお、研修費につきましては、消防大学校の査察業務マネジメントコースへ1名、特別高度救助コースへ1名が入校、三重県消防学校へは初任科、救急科救急課程へ12名のほか、8課程13名が入校、そのほか、はしご車などの大型自動車の運転に必要な大型免許の取得、水難救助隊に必要な潜水士免許など、資格取得に係る講習等10科目に15名が受講したものでございます。  また、職員健康管理費につきましては、延べ225名が健康診断を受診し、10名がB型肝炎抗体検査、164名がインフルエンザワクチン接種をしております。  次に、県防災航空隊派遣費451万4,000円につきましては、県内29市町で構成される三重県防災ヘリコプター連絡協議会への負担金でございます。  なお、本市消防本部からも2名派遣しており、その経費につきましては同協議会からの歳入をいたしております。  次の全国消防長会等関係経費62万6,260円につきましては、全国消防長会、三重県消防長会及び全国消防協会への負担金等でございます。  次に、消防指令センター事業費4,211万1,535円につきましては、四日市市及び三重郡菰野町と共同運用しております三重北消防指令センターを運営する四日市市、桑名市及び三重郡菰野町消防通信指令事務協議会への通信機器の保守点検料及び負担金等でございます。  まず、消防指令センター事業費3,957万9,335円でございますが、支援情報システム消耗品として17万4,207円、保守管理委託料として320万1,000円、支援情報システムパソコン、プリンターのリース料349万128円、消防通信指令事務協議会へ指令センター施設の維持管理の負担金として3,271万4,000円、次に消防指令センター関係経費253万2,200円でございますが、消防無線機用バッテリーの交換費でございます。  次の消防救急デジタル無線整備事業費1,179万6,380円につきましては、圏域を1ブロックとして三重県と県内29市町が共同で整備いたしました消防救急デジタル無線共通波に係る整備負担金624万円、維持管理負担金148万1,980円を負担金として三重県市町総合事務組合へ支出、三重県防災通信ネットワーク再整備に伴う負担金として394万4,600円を三重県へ支出したものでございます。  また、単独費用として、共通波の基地局を大山田分署に整備し、非常用発電機を設置しておりますことから、非常用発電機電気保安委託料としまして12万9,800円を支出させていただきました。  次に、加入団体負担金77万3,000円でございますが、これは三重県防災行政無線運営協議会への負担金と三重県安全運転管理協議会への加入負担金及び三重県内高速道路消防連絡協議会に対します負担金でございます。  次に、消防長から2点目に説明のありました消防水利施設整備事業費2,272万742円につきましては、消防水利維持のため、経年劣化いたしました消火栓の取替え工事3基と水道管布設替えに伴います移設工事25基、下水道コストキャップ事業に伴います移設工事7基を行いました。  なお、財源として防災対策事業債1,700万円及び減収補てん債572万円を充当いたしております。  次に、消防長から3点目に説明のありました消防活動用機器整備費412万5,000円でございますが、この事業におきまして、消防用ホース、空気呼吸器用ボンベ、潜水隊が使用いたしますドライスーツを購入させていただきました。  まず、火災、訓練等において使用いたします消防用ホースの破損、摩耗等が激しいため、56本を購入させていただきました。  次に、空気呼吸器用ボンベは、火災現場等、有害環境下において活動する消防隊員を守る器材であり、ボンベの耐用年数が15年を超えることから、8本購入させていただきました。  また、潜水隊員が使用いたしますドライスーツ6着が使用に耐えれなくなりましたことから、購入させていただきました。  なお、財源として、いなべ市、東員町、木曽岬町からの受託事業負担金146万8,000円と石油貯蔵施設立地対策等交付金214万6,000円を充当いたしております。  次の一般事務費285万805円につきましては、消防本部、桑名市消防署、西分署、大山田分署、多度分署等、事務用消耗品費、複合プリンター使用料など、一般事務経費でございます。  次に、公債費1,655万7,444円につきましては、多度分署施設建設時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。  次の一般管理費(事故繰越し分)21万9,120円につきましては、令和元年度末までの納期となっておりました救急隊員用の感染防止衣が新型コロナウイルス感染症の拡大によるサプライチェーンの影響で納期に間に合わなかったことから、令和2年度に繰り越されたものでございます。  以上が常備消防費でございます。  これより目2.長島木曽岬分署消防費から目4.いなべ消防署消防費までは、先ほどの常備消防費と事務内容がほぼ同様でございますので、主な事項のみ報告させていただきます。  まず、目2.長島木曽岬分署消防費につきまして、御説明申し上げます。  令和2年度決算は、予算現額2億3,267万2,129円に対しまして支出済額2億2,707万7,143円、559万4,986円を不用といたしました。前年度と比較して1,160万5,420円の増額となっております。  備考欄、一般職給1億8,435万7,258円につきましては、職員22名分の人件費でございます。  次に、退職手当2,299万8,232円につきましては、9名分の退職手当を長島木曽岬分署の在籍月数で案分した金額でございます。  次に、消防施設管理費603万4,638円のうち車両管理費284万1,477円につきましては、長島木曽岬分署6台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費のほか、備品購入費として新型コロナウイルス感染対策用に車両用オゾンガス発生装置を購入させていただいたものでございます。  次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費413万7,100円につきましては、昭和59年長島木曽岬分署開設時から設置されておりますテレビ鉄塔が、老朽化により災害時倒壊のおそれがあるため撤去させていただきました費用でございます。  次に、一般管理費317万3,903円のうち消防関係消耗品費56万5,070円につきましては、新型コロナウイルス感染対策用に救急隊の感染防止ジャンパー及びズボンと長島木曽岬分署員の墜落制止用器具を更新させていただいたものでございます。  次のページ、192ページ、193ページをお願いいたします。  次に、公債費633万2,883円につきましては、分署配備の車両購入時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。  次に、一般管理費(事故繰越し分)3万129円につきましては、常備消防費と同じく救急隊用の感染防止衣が繰り越されたものでございます。  続きまして、目3.東員消防署消防費につきまして御説明申し上げます。  令和2年度決算は、予算現額2億9,090万6,433円に対しまして支出済額2億8,403万4,438円で、687万1,995円を不用といたしました。前年度と比較して3,477万930円の増額となっております。  備考欄、一般職給1億9,822万4,697円につきましては、職員23名分の人件費でございます。  次の退職手当2,196万4,724円につきましては、退職者9名分の退職手当を東員消防署の在籍月数で案分した金額でございます。  次に、消防施設管理費590万6,500円のうち車両管理費269万4,484円につきましては、東員消防署6台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費のほか、備品購入費として新型コロナウイルス感染対策用に車両用オゾンガス発生装置を購入させていただいたものでございます。  次に、消防施設整備事業費の車両購入費5,423万9,687円につきましては、水槽付消防ポンプ自動車1台の購入経費でございます。  次に、一般管理費364万8,397円のうち消防関係消耗品費59万4,330円につきましては、新型コロナウイルス感染対策用に救急隊の感染防止ジャンパー及びズボンと東員消防署員の墜落制止用器具を更新させていただいたものでございます。  次に、一般管理費(事故繰越し分)3万7,433円につきましては、常備消防費と同じく救急隊用の感染防止衣が繰り越されたものでございます。  続きまして、目4.いなべ消防署消防費でございますが、令和2年度決算は、予算現額4億6,643万2,606円に対しまして支出済額4億5,220万7,645円で、1,422万4,961円を不用といたしました。前年度と比較して1,580万2,762円の減額となっております。  備考欄、一般職給4億227万8,835円につきましては、いなべ消防署職員23名、いなべ消防署北分署職員23名、計46名分の人件費でございます。  次の退職手当2,117万500円につきましては、9名分の退職手当をいなべ消防署及び北分署の在籍月数で案分した金額でございます。  次に、消防施設管理費1,366万4,449円のうち車両管理費676万1,779円につきましては、いなべ消防署7台、いなべ消防署北分署7台の計14台分の車両の燃料費、修繕料、車検整備費、重量税などの維持管理経費のほか、備品購入費として新型コロナウイルス感染対策用に車両用オゾンガス発生装置を購入させていただいたものでございます。  次に、消防施設維持補修費の庁舎維持補修費461万7,800円につきましては、平成3年のいなべ消防署開設時から設置されておりますテレビ鉄塔が、老朽化により災害時倒壊のおそれがあるため撤去させていただきました費用でございます。  次に、一般管理費690万5,774円のうち──次のページ、194、195ページをお願いいたします──消防関係消耗品費64万3,720円につきましては、いなべ消防署員及びいなべ消防署北分署員の墜落制止用器具を更新させていただいたものでございます。  次に、公債費348万7,681円につきましては、いなべ消防署訓練塔建設時に借り入れました市債の元金償還金及び利子でございます。  次に、一般管理費(事故繰越し分)5万6,606円につきましては、常備消防費と同じく救急隊用の感染防止衣が繰り越されたものでございます。  以上がいなべ消防署消防費でございます。  続きまして、目5.非常備消防費でございます。  令和2年度決算は、予算現額8,210万8,000円に対しまして支出済額7,476万2,229円で、734万5,771円を不用といたしました。前年度と比較して1,464万4,203円の減額となっております。  備考欄、消防団活動費3,664万6,668円につきましては、消防団員報酬2,612万2,600円及び火災、水害あるいは訓練等出場時の費用弁償950万3,200円等でございます。  次に、団員等公務災害補償費4万2,730円につきましては、条例に基づき、消防作業に従事した方の負傷に対し医療費を支給いたしました。  次の団員退職報償費1,112万7,000円につきましては、条例に基づき、5年以上在籍し退団した消防団員に退職報償金を支給いたしました。令和2年度は桑名方面団11名、多度方面団15名、長島方面団10名、女性分団はゼロ名、合計36名に支給いたしました。  次に、分団施設管理費787万361円につきましては、市内に26棟ございます各分団の車庫兼詰所の管理費である車庫管理費387万4,494円と、28台ございます分団の消防車両の維持管理経費である車両管理費399万5,867円でございます。  次の一般管理費108万9,810円につきましては、消防団員の貸与被服104万7,990円、団員研修費4万1,820円でございます。  次に、消防施設整備費補助金52万円につきましては、自治会が管理する防火水槽の修繕費用に対する補助金でございます。  次に、負担金1,746万5,660円のうち消防団員等公務災害補償等共済基金1,686万4,660円につきましては、消防団員等公務災害補償及び消防団員退職報償金に係る共済掛金を消防団員等公務災害補償等共済基金に支払ったものでございます。  次の加入団体負担金60万1,000円につきましては、三重県消防協会北勢支会への負担金でございます。  以上が非常備消防費でございます。  次のページ、196ページ、197ページをお願いいたします。  下のほうになりますが、続きまして、目8の多度分署消防費でございます。  令和2年度より多度分署消防費を廃止して常備消防費に含めておりますので、令和元年度繰越分のみ、目8.多度分署消防費となっております。  令和2年度決算は、予算現額2万1,912円に対しまして支出済額2万1,912円となっております。  備考欄、一般管理費(事故繰越し分)2万1,912円につきましては、常備消防費と同じく救急隊用の感染防止衣が繰り越されたものでございます。  以上、消防費のうち消防本部の所管する事項について御説明を申し上げました。よろしくお願いいたします。 189: 分科会長(市野善隆)  以上で説明が終わりましたので、これより質疑に入ります。  質疑はありませんか。 190: 分科会委員(水谷真幸)  水谷です。  決算成果報告書で説明されました消火栓整備費についてですけど、当初予算の計画より、実際に事業に当たってもらって更新された箇所というか基数が少ないのか、執行残が結構あるんですけど、そこら辺について、その要因について、説明、お願いします。  もともと予算のときは、老朽化による改修を多分13か所で計画しておられて、実際、今回改修されたのは3基で、水道管の布設替えに伴う移設というのが、多分32か所とかを予定されていったのが今回25基で、上下水道部によるコストキャップの事業に伴う移設というのは7基期計画されて、今回7基移設されたと思うんですけど、老朽化による改修と、あと水道管の布設替えによる移設というところでできなかったのか、しなかったのか。どちらかにしても、その要因は何なのかというところについてです。 191: 消防本部総務課長(中平道治)  消防本部総務課長の中平でございます。時間をおかけして申し訳ないです。  こちらのほう、消防のほうで必要としました経年劣化のほうの3基分、あとコストキャップによる25基分ですけれども、コストキャップのほうが思いのほか進まなかったということで、1,000万円ほど残金が出たというのが主なところでありまして、消防分につきましても、当初向こうから出ておりました見積額より半額ぐらいになったということで、これだけの残金が出たところでございます。お願いいたします。 192: 分科会長(市野善隆)  よろしいか。 193: 分科会委員(水谷真幸)  老朽化による改修が多分計画では多分13か所とかだったんですけど、今3か所とかになっていて、今後、もうそれは改修しなくていいというような理解なのか、今後もちゃんと改修を進めていくよという方向性なのか、どういったところなのか、ちょっと教えてください。 194: 消防本部総務課長(中平道治)  消防本部総務課の中平です。  一応計画のほうは3年計画を毎年かけておるんですけれども、立ててはおるものの、実際は工事の値段がかなり幅がありまして、安いものですと100万円ちょっとでいくんですけれども、最近は、大通りとかですと300万円近く工事費がかかるせいで、あまり基数ができていないところでありますので、その分を予算計上はしているところですけれども、実際にはやっぱり予算的に厳しいところがありますので、基数がついていないということで、今後も計画的にはやっていきたいと思っていますので、よろしくお願いいたします。
    195: 分科会長(市野善隆)  ほかにありませんか。よろしいですか。ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」と呼ぶ者あり)  ないようですから、以上で質疑を終結いたします。  以上で議案第70号 令和2年度桑名市一般会計並びに各特別会計歳入歳出決算の認定に対する質疑が全て終了しましたので、意見表明及び意見集約に入る前に関係部局長及び理事に入室していただきます。                    (理事者入室)  これより本議案に対する意見表明に入ります。  意見表明に当たっては、賛成または反対の意見を明確に述べていただきますようお願いします。  それでは、水谷委員から順に御発言願います。 196: 分科会委員(水谷真幸)  水谷です。  令和2年度は、いろいろコロナ禍とかもあって、応急的な対応、特に特別定額給付金とかの対応とかもいろいろあったかと思うんですけど、その中でも予定されていた事業をおおむね達成されたというところで、賛成したいと思います。 197: 分科会委員(満仲正次)  70号についてやね。 198: 分科会長(市野善隆)  一般会計と特別会計の決算です。住宅新築も。 199: 分科会委員(満仲正次)  70号でしょう。 200: 分科会長(市野善隆)  そうです。70号です。 201: 分科会委員(満仲正次)  議案第70号について、別に問題ございません。賛成します。 202: 分科会委員(渡邉清司)  賛成といたします。 203: 分科会委員(伊藤研司)  賛成です。 204: 分科会委員(愛敬重之)  おおむね事業を達成されているということで、賛成したいと思います。 205: 分科会委員(多屋真美)  反対いたします。同意できない点があるため、一般会計決算、第70号と住宅新築資金等貸付事業特別会計について反対いたします。 206: 副分科会長(森下幸泰)  このコロナの大変な中でもいろいろ財政指標等も改善されて大変いい取組をしていただいていると思いますので、賛成をします。  あと、ちょっと質問でも取り上げましたけれども、そうは言うものの、まだ細かいところで部署間で仕事がダブったりしているところなんかはあると思いますので、そういったところは、さらに見直していただければなと思います。 207: 分科会長(市野善隆)  ただいまの結果、全体会へは賛成意見が多数であった旨を御報告させていただきます。    ───────────────────────────────────────  ○分科会審査報告書及び分科会長報告について 208: 分科会長(市野善隆)  次に、本分科会の分科会審査報告書及び分科会長報告の案文につきましては、正・副分科会長に御一任いただきたいと思いますが、これに御異議ありませんか。                (「異議なし」と呼ぶ者あり)  御異議なしと認め、そのように決定いたします。  以上で決算特別委員会・総務安全分科会を閉会いたします。                                     午後4時25分 閉会  以上、会議の顛末を録しここに署名する。       分 科 会 長       市 野 善 隆       副分科会長         森 下 幸 泰 発言が指定されていません。 Copyright (c) KUWANA CITY ASSEMBLY MINUTES All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...